[画像のクリックで拡大表示]

 増え続ける顧客情報、スマートフォンの普及によるデータ量の増大、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の拡大…。爆発的に増大するデータにいかに対応するか。IT管理者にとっては頭の痛い問題だ。

 米IT専門調査会社IDCの調査・分析によれば、データセンターの活用戦略をどのように実現していくかが企業にとって大きな課題になるという。また、企業は、データセンターを戦略的に構築・運営できるベンダーを選定することがビジネスの成功にとって非常に重要だとしている。

 IBMの「スマーター・データセンター」は、4つの方法によって既存のデータセンターの柔軟性や経済性を高めることで、企業のIT投資効果を最大化し、ビジネスに新たな価値をもたらす。

 スマーター・データセンターの4つのコンセプトとは次のとおり。(1)既存のデータセンターの耐用年数を延ばす「延命」、(2)企業の全社レベルでのデータセンターのインフラストラクチャーを合理化する「合理化」、(3)業務量やデータ量の増大に柔軟に対応する「柔軟な設計」、(4)ITシステムとデータセンターを統合的に管理する「統合管理」。

 (1)の「延命」とは、IBMの分析手法とツールを使ってデータセンターのインフラを分析し、データセンターの耐用年数の延長を図ることをいう。(2)の「合理化」は、複数のデータセンターの整理・統合を進め、運用効率を高めることで、データセンターにかかる経費の削減を目指す。(3)の「柔軟な設計」では、データ量の増大にともなうデータセンターの容量拡大に対応するため、従来型のデータセンター設計からモジュラー型のデータセンター設計とすることで、事業の変化に柔軟に対応する。そして(4)「統合管理」では、データセンターを含めたIT資産全体の運用管理を統合し、運用コストの削減を目指す。

 スマーター・データセンターは、既存のデータセンターをより柔軟で、より経済的なものにし、企業が求める運用コストの削減とフレキシブルな拡張に対応する。

ポイント

特徴
●既存のデータセンターの耐用年数を延ばす「延命」
●企業の全社レベルでのデータセンターのインフラストラクチャーを合理化する「合理化」
●業務量やデータ量の増大に柔軟に対応する「柔軟な設計」
●ITシステムとデータセンターを統合的に管理する「統合管理」