ITレポート(ユーザー事例)
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【事例】UNIXをLinuxに置き換え
トータル・コストを3分の1に---ぷららネットワークス「新法人メールサービス」(下)サーバーのダウンは頻繁に発生したものの,システムは一度も止まらなかった。UNIXサーバーと比べて安価なIAサーバーであることを生かし,冗長性と拡張性が高い構成を採っていたからだ。信頼性を維持しながら,トータル・コストも安くする,という一石二鳥を狙ったものである。
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【事例】UNIXをLinuxに置き換えトータル・コストを3分の1に---ぷららネットワークス「新法人メールサービス」---目次
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【事例】UNIXをLinuxに置き換え
トータル・コストを3分の1に---ぷららネットワークス「新法人メールサービス」(上)インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)のぷららネットワークスは法人向けサービス「ビジネスぷらら」のメール・システムを刷新し,2003年7月17日にサービスを開始した。
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【事例】「旅の窓口」買収でヤフー追撃へ---楽天
旅行サイト最大手を飲み込んでポータル首位目指す
インターネット上で仮想商店街を運営する楽天は9月4日、国内最大の宿泊予約サイト「旅の窓口」を運営するマイトリップ・ネット(本社東京)の買収を発表した。9月17日に日立造船が持つ全株式を買い取ることで100%子会社化する。買収額は323億円。買収の目的は、ヤフーとの差をつめることだ。
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【事例】SAP R/3で社内の全業務システムを刷新
UNIXの10分の1の費用で再構築---三共製薬業界では,外資系企業の参入,新薬開発などで競争が激化している。業界大手の三共は,抜本的な対策が必要と判断していた。そこで同社は,2001年に業務プロセスの全面的な見直しを前提とした基幹システムの刷新を計画した。主軸は,独SAPのERP(統合業務)パッケージを主体とした新システムの導入である。サ…
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ホストを捨て基幹をLinuxで再構築,保守料金3億円を6500万円に---有線ブロードネットワークス「SMS(システム・マネージメント・システム)」(下)
BBサービスの提供を開始した有線ブロードネットワークスは,その後も堅調に加入者数が増加。トラブルが頻発する旧基幹システムは限界に近づいていた。カットオーバーから1年3カ月が経った2003年の初頭には,再構築プロジェクトが立ち上がる。
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ホストを捨て基幹をLinuxで再構築,保守料金3億円を6500万円に---有線ブロードネットワークス「SMS(システム・マネージメント・システム)」---目次
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ホストを捨て基幹をLinuxで再構築,保守料金3億円を6500万円に---有線ブロードネットワークス「SMS(システム・マネージメント・システム)」(上)
「これ以上,無駄な保守料金を垂れ流す訳にはいかない」――有線ブロードネットワークスは2003年8月,汎用機NonStop Himalaya上で稼働していた基幹システムを破棄し,LinuxやPostgreSQL,Apachなどのオープンソース・ソフトを活用してシステムを刷新した。それにより年間約3億…
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【事例】約30億円投じて新コールセンターを開設---三井住友カード
クレジットカード大手の三井住友カード(本社東京)は今年7月、約900席の大規模コールセンター「フォー・ユー・センター」(大阪市)を本格稼働させた。システムや内装設備などに約30億円を投じた。
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【事例】利益管理で低温物流の強み生かす---雪印アクセス
約50億円投じる新基幹情報システム
食品卸大手の雪印アクセス(本社東京)は、2005年3月期中に基幹情報システムを全面刷新する。物流や事務を中心に業務全般を抜本的に見直し、2007年3月期までに販売管理費を現行に比べて1割、在庫を3割削減する計画だ。投資額は約50億円。
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【事例】鮮度アップ狙って物流体制を刷新---ロック・フィールド
注文の翌日納品と1日2回配送に移行
総菜大手のロック・フィールドは今年11月から順次、工場から店舗への商品の配送リードタイムを短縮していく。まず、売り上げの6割強を占める首都圏の店舗60店を対象に、新システム「オーダーデリバリーシステム」を導入。同時に商品の配送体制を刷新する。
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【事例】旬の情報検索で営業支援---花王
4000人の生活実態と販促を直結する
花王は10月から、営業支援向けイントラネットの機能を強化する。消費者の生活実態に関連付けて、蓄積した情報を整理する点が特徴である。狙いは、小売店での販促効果を高めること。SA(ストア・アドバイザー)と呼ぶ花王販売(本社東京)の営業担当者約1300人が、小売店との商談に有効な情報を入手しやすくするこ…
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【事例】携帯電話の2次元バーコードを請求書に---NTTドコモ
NTTドコモは8月28日、携帯電話を使った新しい収納代行サービス「コンビエン」を開始する。インターネット通販業者向けにコンビニエンスストアで代金を決済できるサービスだ。
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【事例】5万4000店で共同システムを稼働---損害保険ジャパン,あいおい損害保険,日本興亜損害保険
損害保険ジャパンとあいおい損害保険、日本興亜損害保険の3社は7月、共同開発した代理店向けシステム「ABCシステム」を稼働開始した。3社合計で約5万4000店の代理店が利用する。システムを共同で開発・運用することによってコストの削減を狙った。
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【事例】販売情報を取引先82社に開示---セガミメディクス
メーカーや卸からの提案営業の強化を狙う
ドラッグストア大手のセガミメディクスが、取引先と販売情報の共有を進めている。昨年10月から、同社が扱う約90の商品カテゴリー別に、全国280店舗で販売している単品の販売データを取引先に開示し始めた。今年7月末までに花王などの日用品メーカーと武田薬品工業などの医薬品メーカー64社と、卸18社の合計8…
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【事例】電子メール専用のADドメインを用意して
Exchange 2000への円滑な移行を実現---大阪ガス大規模な組織改革を実施する2003年4月を最終的な移行期限として,大阪ガスはWindowsネットワークと電子メール環境の短期刷新に取り組んだ。20数台の電子メール・サーバーを一気にリプレースする今回のプロジェクトは,Windowsドメイン構成の変更を含む大掛かりなものだったが,同社は2002年8月…
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【事例】給油精算をICタグで決済,セルフ式スタンドで他店と差異化図る---エクソンモービル
エクソンモービル(本社東京)は今年7月、ICタグを活用した給油精算システム「スピードパス」を導入した。当初は、同社が展開するセルフ式ガソリンスタンド「エクスプレス」の100店。2年後をメドにエクスプレス全店に展開する。エクスプレスは現在302店。2004年3月までに約600店になる計画だ。投資額は…
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【事例】PostgreSQLの不足機能を自作し,500万人分のデータを管理---郵便貯金カード普及協会「会員管理システム」(下)
検索処理で時間がかかるのは全件検索であり,一般的に全件検索ではディスクI/Oがボトルネックになりやすい。NTTデータが作成した「DBアクセス・モジュール」を使えば,ディスクを共有しないクラスタリング構成が実現でき,ディスクI/Oを分散できる。DBアクセス・モジュールは,参照時には複数のサーバーにS…
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【事例】PostgreSQLの不足機能を自作し,500万人分のデータを管理---郵便貯金カード普及協会「会員管理システム」---目次
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【事例】PostgreSQLの不足機能を自作し,500万人分のデータを管理---郵便貯金カード普及協会「会員管理システム」(上)
「PostgreSQLとOracleを検証した結果,工夫すればPostgreSQLでも可能だと判断した」――郵便貯金カード普及協会のシステム開発を担当したNTTデータの渡部広志氏は,PostgreSQLの採用理由をこう説明する。