ITレポート(キーワード3分間講座)
目次
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CMS
Cash Management System
関係会社間において、金融機関に対する複数の資金移動を合算・相殺して手数料を削減したり、取引銀行を1つに絞る財務手法。金利や手数料が軽減できる。
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プログラム・マネジメント
Program Management
同時に進行している複数のプロジェクトを管理する手法。予算や進ちょくを管理してプロジェクト全体の遅延を防ぐ。大規模なシステム統合時に有効。
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BTO
Business Transformation Outsourcing
アウトソーシングの新形態。事業(ビジネス)の変革(トランスフォーメーション)を外部に委託する形態だと考えればよい。委託業者との深いパートナーシップが求められる。
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ROE
株主から調達した資金を効率よく使っているかどうかを示す指標。税引き後利益を株主資本で割って算出する。日本語訳は株主資本利益率。
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ハインリッヒの法則
1件の重大事故の背景に、29件の軽傷の事故と300件の「ヒヤリ」「ハッと」する体験があるという労災事故に関する法則。1930年代に米国のハインリッヒ氏が発表した。
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ダイバーシティーマネジメント
有能な人材確保のために、女性、外国人、少数民族などを受容し活用できる組織を作る人材管理手法のこと。ダイバーシティーは多様性の意。
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公益通報者保護法
内部告発者が、解雇や降格、減給といった不利益な扱いを受けないように保護する法律。2006年4月から施行する。企業不祥事撲滅の一助として期待がかかる。
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社内ポータル
企業内に散在する情報を一覧するための仕組み。複数のアプリケーション(応用)ソフトから情報を収集し、1つの画面上に表示する。情報の周知徹底が図れる。
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管理会計
経営層や管理職の意思決定を支援するために会計情報を用いる考え方や経営手法。財務諸表や納税報告書の作成のために取り組む制度会計とは目的が異なる。
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ポッドキャスティング
アップルコンピュータの「iPod」をはじめとする携帯音楽プレーヤーを対象に、インターネットを通して音声コンテンツを配信する取り組みやそれを実現する技術のこと。
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リスクコミュニケーション
企業が環境汚染や情報セキュリティーなどにかかわるリスク情報を地域住民や顧客などに開示し、リスクに対する理解や納得を促す活動のこと。
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キャッシュフロー経営
現金資産の増加を重視する経営のこと。会計上の黒字にとらわれずに現金の最大化を意思決定の基準とし、資金繰りを安定的にする。有利子負債の削減も進める。
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パーミッション・マーケティング
顧客や消費者の許可(パーミッション)をとったうえで、販売促進活動を行うこと。相手に迷惑がられないし、販促の効果を上げられる利点がある。
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LBM
利用者の位置情報を基にしたマーケティング活動。一般に、GPS(全地球測位システム)やRFIDタグなど、リアルタイムで利用者の位置を把握する技術を活用する。
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リーンシグマ
米モトローラが開発し、米ゼネラル・エレクトリックが磨きをかけたことで有名な経営改革手法「シックスシグマ」と、トヨタ自動車の「リーン生産方式」を組み合わせた手法。
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RFIDタグ
Radio Frequency Identification Tag
電磁波によって、情報をやり取りする小型の記憶媒体。バーコードに比べて記憶容量や耐久性が優れており、流通業の商品管理などで実用化が始まっている。
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コ・ソーシング
アウトソーシングの契約形態の一種。契約を上回るコスト削減の効果や利益が生じた場合、ユーザー企業と受託企業が利益を折半する。
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SCM
Supply Chain Management
製造から販売までのモノの流れを一貫して把握し、部門間あるいは企業間で情報を共有して経営効率を向上させる手法。過剰在庫や欠品を防ぐことがねらい。
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コーチング
Coaching
コーチ役の社員が、対話のなかから受講者の可能性や潜在能力を引き出す手法。スポーツの選手育成手法を、企業の人材育成に応用したものだ。
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ITIL
Information Technology Infrastructure Library
英国の政府機関が、情報システムの運用管理業務に関する先進事例を集めて体系化したもの。運用管理の質の向上や効率化に役立つ。