日経バイトからの転載記事で構成します。 技術の広場のバックナンバー・ページです。
技術の広場
目次
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IP携帯電話---目次
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Winnyの通信解読に挑戦!
Winny同士の通信を解読するには流れるパケットに含まれるデータを個別に調べてみるのが確実である。Winnyのパケットはすべて暗号化されているので,流れるパケットをのぞいても,内容がどんなものなのかだけでなくWinnyの通信なのかどうかも,ひと目ではわからない。ただし,Winnyは不特定多数の相手…
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瀬戸 洋一の生体認証論---目次
生体認証は,ある日を境に急速に市場が立ち上がった。利便性の高さから注目を集めているが,身体の情報を扱うため,システムの中身をオープンにするなどプライバシや倫理面で配慮すべきだ。
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瀬戸 洋一の生体認証論(4)
中身をオープンにしユーザーの理解を得よ
次に,生体認証が使われる場所はこれからますます広がりユーザーも増えることから,データの扱い方をはじめとするシステムの中身をオープンにしていくことが必要となる。暗号などの一般的なセキュリティ技術は,技術指向の面がある。しかし生体認証の場合,技術はもちろんであるが,プライバシの問題などの社会倫理や法律…
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瀬戸 洋一の生体認証論(3)
中身をオープンにしユーザーの理解を得よ
技術的な側面から見て,生体認証は今後どのように変化するのか。大きく分けて,センサーの使い方や管理方法の変化と,システムのオープン化の二つの流れがあると筆者は考えている。
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瀬戸 洋一の生体認証論(2)
中身をオープンにしユーザーの理解を得よ
市場の広がりを見せる生体認証だが,使うにあたってはデメリットも理解しておかねばならない。個体特有の身体情報を用いるからといって絶対安全というわけではないし,プライバシ問題もはらんでいる。
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瀬戸 洋一の生体認証論(1)
中身をオープンにしユーザーの理解を得よ
生体認証は,ある日を境に急速に市場が立ち上がった。利便性の高さから注目を集めているが,身体の情報を扱うため,システムの中身をオープンにするなどプライバシや倫理面で配慮すべきだ。ユーザーはメリットとデメリットを知り,正しく理解した上で利用することが重要である。
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まつもとゆきひろのプログラミング言語論(4)
動的言語礼賛
では,動的言語にデメリットはないのでしょうか。もちろんあります。どのようなことにも,トレードオフは伴うものです。動的言語の主要なデメリットは,簡潔性とエラー検出,そして実行効率です。
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まつもとゆきひろのプログラミング言語論(3)
動的言語礼賛
動的言語に共通する特徴として,簡潔な表現が挙げられます。変数や式などのためにいちいち型宣言をしないことが最大の原因ですが,多くの動的言語ではそれ以外にもプログラムを簡潔にするための工夫が行われています。
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まつもとゆきひろのプログラミング言語論(2)
動的言語礼賛
現在では,ほぼすべての動的言語がオブジェクト指向機能を提供しています。もちろん静的言語にオブジェクト指向機能がないわけではないのですが,オブジェクト指向と動的言語にはかなり密接な関係があります。
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まつもとゆきひろのプログラミング言語論(1)
動的言語礼賛
プログラムを実行して初めて決まる事項が多い「動的言語」。柔軟性が高い,簡潔な表現が可能など複数の利点を持っている。さらに性能の問題などの欠点がコンピューティング環境の変化で目立たなくなってきた。速く柔軟な開発が求められる中で動的言語の存在感は増すばかりである。(本誌)
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ユーザー中心設計でも目新しく
使いやすい携帯電話を設計デジタル機器の多機能化が続く中,問題となっているのが使い勝手の向上。機能が多すぎて使えないという状況が頻発しているためだ。使いやすい商品を生み出すための有効な開発手法として知られるUCD(User Centered Design:ユーザー中心設計)が,日本でもここ1~2年急速に注目を集めている。
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問題山積の組み込みソフト
産学協同で打開策を探る最終回となる今回は,本欄の総括として組み込みソフトウェア開発がおかれた現状と問題点,打開に向けた動きを紹介したい。2005年4月から始まった連載と重なる部分もあるが,総まとめとして読んでいただきたい。
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浅川智恵子のアクセシビリティ論---目次
障害者や高齢者が自由にコンピュータを操作しインターネットアクセスできる環境は情報技術の発展とともに徐々に整ってきた。今では画面読み上げソフトによってワープロ操作やインターネットを利用した買い物,資産管理ができる。これらアクセシビリティの実現では,いかに簡単にアクセスできるかが重要だ。
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浅川智恵子のアクセシビリティ論(8)
【後編】 誰にでも使いやすいインタフェースのあり方
ところが(2)や(3)には大きな課題がある。「見えにくい」ユーザーへの対策は実現可能だが,「まったく見えない」ユーザーを考慮した対策はなかなか期待できないことだ。ユーザー・インタフェースの実現において,ニーズと価格は常にトレードオフの関係にある。少しでもコストを削減するためには,少数派のニーズを汎…
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浅川智恵子のアクセシビリティ論(7)
【後編】 誰にでも使いやすいインタフェースのあり方
私は現実的にできることから少しずつ実行することで“真のアクセシビリティ”を目指すべきだと考えている。つまり,現在の技術で容易に非視覚的に表現できる情報は対策すべきだが,そうでない情報については次の技術革新を待ってもよいのではないかということだ。完ぺきを目指すがあまり,今できることを見失うことの方が…
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浅川智恵子のアクセシビリティ論(6)
【後編】 誰にでも使いやすいインタフェースのあり方
中級レベルに進むと,オンライン・ショッピングやバンキング,Web検索などでよく目にする入力フォーム(FORMタグ)のアクセシビリティが問題となる。FORMタグの使いやすさは単にそのページがガイドラインに準拠しているかどうかでは評価できない。音声ブラウザを用いて,あるタスクがどのように処理されるのか…
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浅川智恵子のアクセシビリティ論(5)
【後編】 誰にでも使いやすいインタフェースのあり方
アクセシブルなWebページを作成するには,ガイドラインや法律の各項目に一つずつ対応していけばよい。ところが,初めからすべての項目に対応した理想的なWebページを作れるほど簡単ではない。しかも,ガイドラインや法律をすべてカバーさえすれば,障害者が本当に使いやすいと感じる“真のアクセシビリティ”が実現…
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Winny(ウィニー)のしくみ
匿名性を強化したソフト
Winny(ウィニー)は2002年に登場したP2Pファイル共有ソフトである。このWinnyは,匿名性を実現しやすいというP2Pの特徴に目を付け,その匿名性を強化するようなしくみを持っている。
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浅川智恵子のアクセシビリティ論(4)
【後編】 誰にでも使いやすいインタフェースのあり方
アクセシビリティ関連の法律や規格にのっとったWebページを作成する上での効果的なポイントを紹介する。誰にとっても使いやすい製品やサービスを開発するには,見えない・聞こえないユーザーを想定する必要がある。