技術の広場
目次
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現場の危機的状況を救う?
ソフトウェア・プロダクトライン組み込み最前線
組み込み機器の大きな特徴として,派生品が多いという点が挙げられる。ユーザーのさまざまな要求に応えるために,多くのバリエーションを一つの製品系列に用意するのが現在では当たり前のようになっている。組み込みソフトウェア開発において,こうした状況に対応するための考え方が「ソフトウェア・プロダクトライン」で…
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大きな宿題の楽しさ
5月20日金曜日,研究会の古い仲間3人が銀座2丁目のワイン・レストランに集まった。筆者以外の2人を仮に山田さんと森さんとしておこう。もともとワイン通の山田さんに紹介してもらった店で,ローヌを中心にワインの品揃えが豊富かつ凝っているのが特徴だ。
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特集「言葉を理解するコンピュータ」---目次
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特集「言葉を理解するコンピュータ」(4)
自然言語処理の静かな再来
方法論の転換と時期を同じくして,90年代にはコンピュータの利用状況にも転機が訪れていた。インターネットである。爆発的に増加するインターネット上のコンテンツの前では,単なるキーワードによる検索はほとんど意味を失う。散在する情報の中から内容が関連する情報を探し出したいと思っても,一般的な検索サービスは…
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特集「言葉を理解するコンピュータ」(3)
自然言語処理の静かな再来
コーパス自体の歴史は古く,米国の出版物を対象として1964年にBrown大学が公開したもの(その後も改版されている)をはじめ,数百万語から数千万語に及ぶコーパスがいくつも作られている。それらは例えば言語辞書の作成などにも利用されていた。つまりコーパスは,現実に存在する言語のデータ集である。
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特集「言葉を理解するコンピュータ」(2)
自然言語処理の静かな再来
米国で機械翻訳の研究が非常に盛んだった1960年前後は,キューバのミサイル基地を巡って米国とソ連の間で最も緊張が高まった時期でもあった。実際,米国では安全保障上の目的などから,大量の外国語文書や通信内容を自動的に英語に翻訳するニーズが高まった。その結果,1950年代後半から60年代前半にかけて,多…
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特集「言葉を理解するコンピュータ」(1)
自然言語処理の静かな再来
いまでは仕事や生活に欠かせなくなった日本語ワープロ・ソフト。日本語でキーワードを指定すると,その言葉を使っているWebサイトを見つけてくる検索サービス。また,パソコンを購入すると簡単な翻訳ソフトが付いてくることも多く,それを使うと英文サイトの内容をある程度意味の通じる日本語に翻訳してくれる。コンピ…
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関口智嗣の「グリッド論」---目次
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組み込み最前線 Pert1---目次
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高田広章のリアルタイムOS論【第2回】(4)
スケジューリングをリアルタイムOSの大きな特徴と言っておきながら,あまりにも単純な方法じゃないかとお感じになったかもしれない。その通りである。汎用OSのほうがずっと複雑なスケジューリングを行っている。
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高田広章のリアルタイムOS論【第2回】(3)
「要するにリアルタイムOSの真髄とは何なのか」と問われたら,筆者はマルチタスク機能を挙げたい。その重要性を示すために,リアルタイム・システムにおけるマルチタスク機能の意義を述べる。以下ではタスクという用語を使うが,OSによってはスレッドと呼ぶ場合もある。タスクをスレッドと言い換えても差し支えない。
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高田広章のリアルタイムOS論【第2回】(2)
リアルタイムOSというと読者の皆さんは,何を思い浮かべるだろうか。ITRON,組み込みLinux,リアルタイムUNIX,Windows CEといったところだろうか。ちょっと詳しい方なら,VxWorksや古くはpSOSやVRTXといった名前をご存知かもしれない。こうしたリアルタイムOSは大きく二つの…
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高田広章のリアルタイムOS論【第2回】(1)
組み込みシステムでは処理時間の制約が厳しいなか,センサーやスイッチからの情報をもとに,モーターなどを適切なタイミングで的確に制御しなければならない。その中核を担うのがリアルタイムOSである。高い応答性能が求められるので“軽い”ことが必須だ。(本誌)
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組み込み最前線(6)
特性を理解し開発プロセスを選ぶべし
PMの重要性も再認識を開発プロセスの整備に早急に取り組まなければ,品質の改善は望めない──。前回は,2005年6月に情報処理推進機構(IPA)のソフトウェア・エンジニアリング・センタ(SEC)が公開した「2005年版組込みソフトウェア産業実態調査報告書」を基に,組み込みソフトウェア開発現場にとって開発プロセスへの取り組…
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BYTE EYE「ZigBeeを体験する」---目次
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BYTE EYE「ZigBeeを体験する」(4)
検証(2) 無線特性の検証
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BYTE EYE「ZigBeeを体験する」(3)
文書をあさるもトポロジ決定法は闇の中
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BYTE EYE「ZigBeeを体験する」(2)
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BYTE EYE「ZigBeeを体験する」(1)
ビル内の照明や空調装置,防犯装置などを無線で接続する技術ZigBee。最近名前を聞くようになったものの,仕様の詳細は明らかでなく謎が多い。まだ,ZigBeeの評価用キットがいくつか登場した段階だ。このうちの一つを使ってZigBeeの仕組みを調べた。評価キットには未実装の機能や評価用ならではの実装が…
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P2Pの価値とは何か
4月9日土曜日,気持ちのいい晴天。Spring has come!と声に出したくなるような朝,9時3分発ののぞみで京都へ向かった。このコラムでも毎年紹介している,京都研究会を開催するためだ。京都研究会は今年で6年連続の6回目。今回は過去最多の36人が参加する。半分の18人が東京からだ。名簿を見なが…
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