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図1●中堅企業におけるIT投資額の対前年度増減予想 |
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図2●中堅企業におけるITアウトソーシングの利用状況と今後の意向 |
前年度に対するIT投資額の増減では、3%以上の増加(「+ 10 %以上」+「+ 3 %以上10 %未満」)を見込んでいる企業が、2005 年度は30.5 %(15.4 %+15.1%)、2006年度は28.2%(11.4%+16.8%)あった。逆に、2006年度にIT投資を対前年度97%未満に減らす企業は、22.7%(7.6%+15.1%)であり、全体的にはIT投資額の見通しをポジティブにみている中堅企業の数の多いことが分かる。
また、中堅企業においても、本業への人的・資金的リソースの集中が進んでおり、IT アウトソーシング利用が活性化している。現在、利用が多いのは、アプリケーションソフトの運用・保守、ハードウエアサポートだが、今後の利用意向を見ると、ネットワークコンサルティング/IT コンサルティング、コラボレーション系ASP、データセンターサービスへの関心が高い。