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図1●2006年度IT予算の見通し対前年度比較

図2●投資指数の推移

図3●売上高に占めるIT予算比率の推移
 国内ユーザー企業における2006年度のIT投資指数は+2.9で、2005年度を0.4ポイント上回って2004年度並みに回復する見込みだ。アイ・ティ・アール(ITR)と月刊CIO Magazineが国内企業7500社を対象に実施した調査による(有効回答数は365社)。

 2006年度のIT投資予算について2005年度と比べた増減傾向を尋ねたところ、「横ばい」と回答した企業が全体の52.9%と過半数を占めた。増加すると見込む企業は35.3%(7.4%+27.9%)、減少を見込む企業は11.7%(10.1%+1.6%)であり、DI(ディフュージョンインデックス)値は23.6だった。

 IT予算の増減傾向を指数化した「投資指数」を見ると、+3.6を記録した2001年度から2003年度にかけて下降を続けたが、2004年度には+2.9に回復し、2005年度は再び+2.5と減少した。2006年度は小幅な回復を見せ、2004年度と同じく+2.9となるもようだ。

 売上高に占めるIT予算額の比率に目を転じると、2001年度の1.3%から年々上昇を続け、2005年度には2.8%に達した。図にはないが企業の売上高別に見ると、IT予算比率は売上規模と反比例する傾向にある。売上高5000億円以上の企業の平均は1.3%に過ぎない半面、10億円未満の企業では5.2%に上る。また、IT予算全体の9.0%を情報セキュリティ対策が占め、2006年度に向けてIT予算額の増加を見込んでいる企業の最重点投資分野は本人認証基盤だった。