Windowsサーバーを運用する上で必要となる用語を分かりやすく解説する。
Windows用語集
目次
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ADO.NET
.NET Frameworkを構成する技術の1つ。データ操作オブジェクト「ADO (ActiveX Data Objects )」の後継で,主にデータベースへのアクセスをつかさどる。
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ActiveXコントロール
ActiveX Control
Microsoftが提唱するプログラム仕様であるCOM(Component Object Model)に基づいて作られたコンポーネント部品の1種。
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Active Directory統合ゾーン
Active Directory-Integrated DNS Zone
Windows 2000 Server以降に付属するDNSサーバーのゾーン情報の管理モードの1つ。Active Directory統合ゾーンにすると,DNSのゾーン情報をマルチマスターで複製できるほか,セキュリティを強化できるといった利点が得られる。
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ロケール
locale
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ログオン・スクリプト
Logon Script
ユーザーがパソコンにログオンしたときに実行する処理を記述したファイル。
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ローカル・ログオン
Local Logon
マシンについたキーボードやマウスを操作してユーザー名やパスワードを入力してログオンすること。対話型ログオンともいう。
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ローカル・コンピュータ・ポリシー
Local Computer Policy
コンピュータの操作をマシンごと,もしくはユーザーごとに制限したり,マシンの利用状況をチェックしたりするWindows 2000移行の設定の総称。
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レジストリ・エディタ
Registry Editor
Windowsのシステム設定情報などを記録したデータベースである「レジストリ」を編集するための専用ツール。
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リモート・デスクトップ
Remote Desktop
ユーザーの手元にあるパソコンから,ネットワークで接続された遠隔地のパソコンをリモート操作する機能。
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リモート・インストール・サービス
Remote Installation Services
ネットワーク経由でクライアント・パソコンにOSをインストールするためのサービス。Windows 2000 Serverから搭載された。利用するには,Active Directoryでドメインを構築してあることが前提である。
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リモート・アシスタンス
Remote Assistance
Windows XPで搭載されたサポート業務向けの新機能。遠隔地にいるユーザーに自分のデスクトップ画面を公開し,直接操作してもらうことができる。
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リパース・ポイント
Reparse Point
ファイル・システムに記録されているリパース(再解析)という拡張属性を利用して,あたかも別の場所に,フォルダやドライブが存在するかのように見せる機能。Windows 2000から利用できる。
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リカバリCD
Recovery CD
パソコン・メーカーが提供するOS復旧用CD-ROM。OSにトラブルが生じたときやハードディスクを交換したときに,購入時の状態にすぐ戻すことができる。
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ユーザー・モード
User Mode
セキュリティ・サブシステムや,Win32サブシステムなど,各種のOS環境をエミュレートするサブシステムが動作するモード。
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ユーザー・プロファイル
User Profile
ログオンするユーザーごとに専用のデスクトップ環境を用意する機能。
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メモリー・ダンプ
Memory Dump
システム障害の原因解析のため,障害が発生したときのメモリー上のデータをディスクにファイル(ダンプ・ファイル)として保存すること。
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ホット・スペア
Hot Spare
マシン稼働中に故障した部品を予備部品に切り替える機能。
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ページング・ファイル
Paging File
物理メモリーに収まらないプログラムやデータを保持するファイル。
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分散ファイル・システム
Distributed File System
ネットワーク上の複数のサーバーに分散している共有フォルダを,あたかも1つの共有フォルダのサブフォルダのように見せる機能。
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プロダクト・アクティベーション
Product Activation