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 Linuxコマンド集
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zip  ファイルを圧縮する(拡張子.zip) (1L)

 構文  
zip [-#@cdDefFhijJklLmnoqrRTuvXyz] [-t mmddyy] [ zipfile [ file...]] [-xi list]

 オプション  
-# #の部分に数値を指定することで,圧縮速度を指定する。0は圧縮せずにファイルを格納する,1は圧縮率を犠牲にして,処理速度を最大にする,9は圧縮速度を犠牲にして圧縮率を最大にする。デフォルトは6
-@ 圧縮対象となるファイル名を対話的に入力する
-c ファイルを圧縮する際,1行のコメントを対話的に入力する(unzip -lで表示できる)
-d 圧縮ファイル内から指定したファイルなどを削除する
-D ファイルのみを扱い,ディレクトリは格納しない
-e 暗号化して格納する。パスワードは対話的に2度入力する。unzipコマンドで展開する場合,パスワードを入力する必要がある
-f 変更されたファイルのみ,入れ替えて格納する
-F 一部破損しているzipファイルの修正を試みる
-h 大多数のオプションの説明を簡潔に表示する
-i 指定したファイルのみを格納する。書式は-xと同じ
-j ファイルのパスを記録せず,対象に含まれていてもディレクトリは格納しない
-J 圧縮ファイルから,格納データ以外の情報を取り除く
-k ファイル名とパス名をMS-DOS(8.3)フォーマットに変更し,MS-DOSで有効なファイル属性のみを格納する。例えば,data20030304.textというファイル名をDATA2003.TEXに変換してから格納する
-l 改行コードをUNIXで用いるLFからMS-DOSなどで用いるCR+LFに変換する
-ll 改行コードをCR+LFからLFに変換する
-L zipコマンドの著作権表示を行う
-m 指定したファイルを圧縮ファイルに追加後,削除する
-n 指定した拡張子を備えるファイルについては,圧縮せずに格納する
-o 圧縮ファイルの変更時刻を,指定したファイルのうちもっとも新しいものと同じにする
-q 処理内容を表示しない
-r ファイルとディレクトリを再帰的に処理する
-R カレント・ディレクトリにあるファイルとディレクトリを再帰的に処理する
-t 指定した日付以降のファイルを対象とする
-tt 指定した日付以前のファイルを対象とする
-T 圧縮ファイルの整合性を確認する
-u 更新されたファイルや新しいファイルのみを追加する
-v 処理内容を逐一表示する
-x 指定したファイルなどを除外する。例えば,ディレクトリ内にある少数のファイルを除いてすべてのファイルを格納したい場合に,「$ zip archive.zip * -x exclude1 exclude2」のように指定する
-X ユーザーIDやグループIDなどのファイル属性を保管しない
-y 参照されているファイルの代わりにシンボリック・リンクを格納する
-z ファイルを圧縮する際,複数行のコメントを対話的に入力する(unzip -lで表示できる)
zipfile 圧縮先のファイル名を指定する
file 対象となるファイルを指定する

 説明  

Imploding法を使用してファイルを圧縮する。Windowsを初めとした多くのOS上で使われている圧縮方式。zipは,米PKWARE社のPKZIPと互換性がある。zipで圧縮したファイルには一般的に拡張子に.zipを付けることになっている。オプションを省略した場合は圧縮処理を行う。


 使用例  
hogeファイルをzip方式で圧縮する
$ zip hoge.zip hoge

 関連事項  
unzipファイルを圧縮・展開する(拡張子.zip)