記者のつぶやき
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通信がなくともユビキタスという世界
ITpro EXPO AWARD対象の製品を取材するために三菱電機を訪れた。その取材の際に,意外に自分が偏った考え方をしていたことに気付かされたので,今回はそのときのことを書きたいと思う。AWARD受賞製品は「UHF帯RFID大容量メモリタグ」。大容量メモリタグのメリットについて尋ねたが,なかなか…
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今,データセンターが熱い
データセンターの進化の方向を感じられる話題が日々,ニュースや解説記事として続々と報道されている。サーバーの熱対策が焦眉の急になっているが,そう言う意味だけでなく今,データセンターが“熱い”。いくつかを話題をピックアップしてみたい。
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年金個人情報提供サービスを使ってみよう
家族のことで社会保険庁に申請する必要が生じた。まず、申請に必要な書類を確認しようと電話したが、これがつながらない。このところ問題になっている年金記録問題とはまったく関係のないことだが、その影響と考えている。結局、市役所に電話して教えてもらった。あらためて、年金記録問題の深刻さを実感し、「ねんきん特…
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インターネットを“ながら視聴”する時代の到来
ソファーに寝そべり,ポテト・チップス片手にテレビのリモコンを操作する---。テレビとの付き合い方としては,一般的だろう。インターネットのコンテンツも,テレビと同じようなスタイルで“ながら視聴”できる時代が来るのではないか。
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アメリカのノート・パソコンは安かった
2008年10月下旬に久しぶりにアメリカを訪問した。米Microsoft主催のPDC 2008を取材するためだ。そこで深刻なトラブルが発生した。日本から持っていったS社のパソコンが突然起動しなくなったのだ。
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新サイトを立ち上げて再確認した通信サービスの歴史
ITproではIT関連の機器やサービスをデータベース化した新サイト「製品&サービス・データベース」をオープンしました。現在は第一弾として「通信サービス」分野を公開しています。この通信サービスの分野で提供開始時期が最も古い商品は,いつ頃の登場だと思われますか。答えは1906年。2006年や1996年…
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京都の秋はMicrosoftの香り
「思うんだけど、かつてのMicrosoftのやり方って、実は京都のパクリじゃないですかねぇ」。『未来予想レポート』シリーズの著者である田中栄氏に、そんな話をしてみた。彼はマイクロソフトのOBでもある。「いやぁ、珍説ですよそれは、聞いたこともない。で、何で?」。そう聞かれたので、ああだこうだと説明す…
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パナソニックの社名変更で略称に悩む
日本経済新聞は11月1日付の朝刊一面に「パナソニック,三洋買収 交渉へ」というスクープ記事を掲載した。この記事と11月3日の日経朝刊に掲載された「パナソニック,三洋買収で基本合意」という続報によると,パナソニックは三洋電機の株の過半数をTOBで取得し,2009年4月をメドに三洋を子会社化する。すで…
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クラウドで動くサービスの負荷を可視化した3日間
10月15~17日に開催されたITpro EXPO 2008 Autumnのデータセンター・ショーケースでは,シスコと日本ヒューレット・パッカードという2大巨頭と並んでITproもブースを設けた。狙いは,関連記事推薦サービス「ITproレコメンド」の稼働環境である仮想マシン・ホスティング・サービス…
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ITエンジニアとデザイナー
ITエンジニアは主に論理的思考で仕事を進め,デザイナーは主に感性で仕事をするという印象がある。以前に流行った言い回しでは,ITエンジニアは主に左脳で,デザイナーが主に右脳で業務をこなすということになるのだろうか。両者は相補的と言えば聞こえが良いが,相容れないと言えなくも無い。
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バブルが崩壊した後に起きること
金融危機が世界を覆っている。ITの世界でも業績の下方修正が相次ぎ,シリコンバレーの名門ベンチャ・キャピタルが投資先のCEOに送った「危機に備えよ」というプレゼンテーションが話題になっている。
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最新カーナビを見て考えた「技術者不足」の意味
「知の共有」。あるメーカーのサイトで最新カーナビの機能について調べていたところ,こんな言葉に出くわした。最近のカーナビのあまりの多機能ぶりに思い至り,以前から大きな問題となっている「組み込み技術者の不足」とは,いったいどういう意味だろうと考えてしまった。
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カメ太の気持ち~ドリトルによるキッズ・プログラミング~
関数電卓でBASICをかじった程度の私としては,オブジェクト指向プログラミング言語というと,つい構えてしまうし,ピンと来ない。そういう私にも,オブジェクト指向プログラミング言語「ドリトル」は,親しみやすさと分かりやすさで,プログラミングの楽しさを教えてくれた言語である。
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あなたも私も最高の“体験”をデザインできる
10月26日の日曜日,デザインに関する一冊の本を読み終わった。題名を『Subject To Change』という。英書を読んだ訳ではない。翻訳本なのだが,なんと原題をそのまま訳本の題名にしてある。「日本で売る本なら日本語の題名を付けてほしい」と最初は思ったものの,「それならお前が付けてみよ」と言わ…
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続・ITエンジニアの悩み,募集します
ITpro SkillUPでは,2007年10月から「奥井規晶の悩むなら聞け!」という,ITエンジニアの悩みに奥井規晶氏がずばり答える連載を掲載している。この連載は,ITエンジニアの皆さんに実際に投稿していただいた生の悩みに答えることがウリである。もちろん,奥井氏の答えを一読しただけで,一気にその…
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日本は「のび太」なのか
漫画『ドラえもん』の主人公であるのび太は,捕獲器に捕まったゴキブリが可哀想だといって逃がしてやるようなメンタリティを持った子供である---。
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低価格ミニノートPCをパソコン初心者にオススメしますか?
現在,「Netbook」や「ULCPC」と呼ばれる,低価格ミニノート・パソコンの人気が急上昇している。同ジャンルのパソコンの代表は,言うまでもなく台湾ASUSTeK Computerの「Eee PC」。Eee PC以外にも,日本ヒューレット・パッカードの「HP 2133 Mini-Note PC」…
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喜寿の手習いにRubyはいかが?
これまで私は「Ruby」には縁がなかった。「話題になっているな,勢いがあるな,面白いんだろうな」と思いつつ,横目で眺めていた。でも最近,思いがけないことがあったので書きたい。
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3D映画を見直した
先日,3D(3次元)映画を見た。鮮明なカラー,奥行きを感じさせる映像,結構,「見られる」ものだと感心した。確かに実際に立体物を肉眼に見るのとは違うが,3D映像を見直した。
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インチキ枕と横長画面
拙宅を大災害が襲った。自宅マンションの上階で給水管のジョイントが外れ、そこから噴出した水が上階の床とわが家の天井を突き抜け、部屋に豪雨のごとく降り注いだのである。おかげで、部屋は床上浸水状態。下階まで被害が及ぶという大惨事であった。ホントに。
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