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図A●地下鉄の駅でアクセス・ポイントを検出してみた<br>NTTコミュニケーションズのHOTSPOT,NTTドコモのMzone,NTT東日本のMフレッツの三つのサービスが使える地下鉄の駅で,HOTSPOT,Mzoneにそれぞれつないだとき,アクセス・ポイントがどのように見えるかをアクセス・ポイント検出ソフト「NetStumbler」で調べてみた。
図A●地下鉄の駅でアクセス・ポイントを検出してみた<br>NTTコミュニケーションズのHOTSPOT,NTTドコモのMzone,NTT東日本のMフレッツの三つのサービスが使える地下鉄の駅で,HOTSPOT,Mzoneにそれぞれつないだとき,アクセス・ポイントがどのように見えるかをアクセス・ポイント検出ソフト「NetStumbler」で調べてみた。
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 空港や地下鉄の駅構内といったエリアでは,一つの無線LANチャネルを複数のサービスで共用できるアクセス・ポイントが設置されている。このようなエリアへ行って,無線LAN機能を搭載したパソコンでアクセス・ポイントを検索したら,どのように見えるのだろうか。実際に試してみた。

接続していないとESS-IDは見えない

 実験の準備として,無線LAN機能内蔵のノート・パソコンにアクセス・ポイント探索ソフトのNetStumblerをインストールした。このNetStumblerは,周囲にあるアクセス・ポイントを探索し,ESS-IDのほか,MACアドレスやチャネルなどを表示するソフト。複数のサービスが提供されているエリアにNetStumblerをインストールしたパソコンを持ち込み,利用前や各サービスの利用中でアクセス・ポイントの検出状況がどう変わるかをチェックしようというわけである。

 実験を行ったのは,東京都千代田区にある地下鉄東京メトロの四ツ谷駅。東京メトロの駅構内では一部を除き,HOTSPOT,Mzone,Mフレッツ---の三つの公衆無線LANサービスが使えるようになっている。

 まずは,どの公衆無線LANサービスにも接続していない状況でNetStumblerを立ち上げてみた。すると,1チャネルと11チャネルの二つのアクセス・ポイントが検出された。ただし,SSIDの欄には何も表示されなかった(図Aの画面一番上)。

 念のため,Windows XPのワイヤレス ネットワーク接続を立ち上げ,特定のESS-IDやWEPキーを設定しないでアクセス・ポイントを探してみた。すると,ワイヤレス ネットワーク接続では周囲に電源の入ったアクセス・ポイントがないというメッセージが出た。

サービスによってESS-IDが変化

 次に,HOTSPOTに接続しているときの状態を試してみた。XPのワイヤレス ネットワーク接続のプロパティを開いてHOTSPOTのESS-IDとWEPキーを設定し,アクセス・ポイントに接続。その状態でNetStumblerを立ち上げた。

 すると,再び1チャネルと11チャネルのアクセス・ポイントが検出され,今度はSSIDの欄に両方とも「0033」と表示された。これは,HOTSPOTが定めている全エリア共通のESS-IDである。MACアドレスとチャネルは先ほどの値と同じなので,同じアクセス・ポイントのESS-IDが「0033」に変化したということがわかる。

 次はMzoneで試してみた。HOT SPOTの場合と同じようにESS-IDとWEPキーをMzoneのものに設定し直して接続した。すると,NetStumblerでは1チャネルと11チャネルのアクセス・ポイントのSSIDの欄が両方とも「0033」からMzoneのESS-IDである「docomo」に変わった。

 以上の結果から,複数のサービスで共用しているアクセス・ポイントは,ユーザーが指定したESS-IDとWEPキーから利用する公衆無線LANサービスを判断し,それに合わせたESS-IDを返すことで,それぞれのユーザーにサービスを提供しているのがわかった。