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 Linuxを導入したPCを安定稼働させるには,日ごろの運用管理が重要になる。インターネット・サーバーとしてLinux搭載機を使っている場合はもちろんのこと,自分1人しか使用していない場合でもソフトのインストール時などさまざまな局面において管理者権限で作業しなければならない。

 そもそもLinuxはマルチユーザー環境のOSであるため,システムを使いこなすには管理者としての知識修得が不可欠になる。よく「Linuxは難しい」と言われるが,難しさの根本には"運用管理のスキル"が求められることがある。今後資格者が急増するとみられるLinux技術者の認定試験においても,その内容はLinuxシステムの運用管理に関するものが中心だ。

 本格活用の第一歩としてインストール直後から役立つ一般的なシステム管理と,サーバー用途を前提にしたさらに高度な運用管理について解説する。実践的なノウハウやすぐに役立つコマンドやツールの使い方をマスターして,一人前のLinuxシステム管理者を目指そう。

総論

 システム管理術をマスターして一人前のLinuxユーザーになろう

Part 1 基本編

 自らのシステムの面倒を自分でみる(1)
 自らのシステムの面倒を自分でみる(2)
 自らのシステムの面倒を自分でみる(3)

Part 2 応用編

 サーバー・システムを効率良く管理する(1)
 サーバー・システムを効率良く管理する(2)