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図●シマンテックは、シマンテックと旧ベリタスのパートナープログラムのよいところを取って一本化し、4つのパートナーレベルに分類した
図●シマンテックは、シマンテックと旧ベリタスのパートナープログラムのよいところを取って一本化し、4つのパートナーレベルに分類した
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 シマンテックは2006年4月、ベリタスソフトウェアとの日本法人統合を完了した。それに先立ち今年3月、両社の販売パートナー支援プログラムを一本化した。両社は昨年7月から営業組織を統合して活動していたが、パートナープログラムは別々のままだった。木村裕之社長は「旧ベリタスのパートナーにも、セキュリティ製品を一緒に扱ってもらえるように支援を強化する。従来のシマンテックのパートナーには、彼らが強い中堅市場に、旧ベリタス製品を売り込んでもらいたい」と狙いを説明する。

 新プログラムでは、製品の売り上げのほか、シマンテック製品に関連するマーケティング活動の実績、技術資格者数などで決まるポイントに応じて、パートナーを「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」「レジスター」の4つに分類し、支援していく()。遠藤敦子SMB&エンタープライズマーケティング部部長は「シマンテックとベリタスのプログラムのよいところをすべて盛り込んだ。両方のパートナー共に、デメリットは全くない」と話す。

 例えば、パートナー向けの技術サポートはその1つ。従来シマンテックでは、エンドユーザーに直接技術サポートを提供していたため、パートナー向けのサポートはあまりなかった。新プログラムでは、旧ベリタスが実施していたインシデント制のサポートを採用し、パートナー向けに提供する。

 情報提供の面では、パートナー向けWebサイトを、シマンテックの「PartnerNet」に統合した。PartnerNetでは、パートナーのカテゴリーレベルに応じて、グローバルの情報をすべて入手できる。日本独自の情報提供にとどまっていた旧ベリタスのパートナーにすれば、入手できる情報が格段に増える。そのほか、製品の機能強化などをパートナーが提言する場として「パートナーアドバイザリカウンシル」も新たに設けた。

 今後シマンテックは、支援プログラムの統合をテコに、シマンテック製品と旧ベリタス製品を組み合わせたソリューションの拡販を、パートナーに訴えていく。障害復旧ソフトの「LiveState Recovery」とバックアップソフト「Backup Exec」(旧ベリタス製品)の組み合わせはその典型だ。統合ソリューションの検証施設として、「ジャパンエンジニアリングセンター(JEC)」を今年4月に開設。JECの設備をパートナーにも開放する。