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http://www.npg.si.edu/time/


1923年にアメリカで創刊した『タイム』誌は、世界初のニュース週刊誌。
政治、経済、外交、科学、エンタメまであらゆる情報を網羅しています。
表紙には時の人が取り上げられるため、よくパロディに使われることは有名です。
1978年、『タイム』誌は、誌面で使用した表紙の「カバーアート」をナショナル・ポートレート・ギャラリーに贈呈しました。このサイトは75年にわたる『タイム』誌のカバーアート、述べ総数2000あまりから、50のポートレートを選抜し作成されています。

栄誉ある50傑にフィーチャーされたのは、マリリン・モンロー、アインシュタイン、デューク・エリントン、ビートルズ、リチャード・ニクソン、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア、ジョン・ウェイン、ビル・ゲイツ、マリア・カラス、などなど。
アメリカの近代の歴史を色濃く刻む人物ばかり。

歴史的な人物の存在感を主張するように、画面全体は、ポートレートをポスター風に貼り付けた、大きな1枚の絵になっています。デザイン的にもダイナミックで存在感のある印象を残します。
さらに、この1枚絵の状態で、画面全体がマウスカーソルに合わせて天地左右に自在にスクロールし、 気に入ったポートレートをクリックすると、当時の記事や人物の詳細のページに移動します。

歴代の人物を一覧。
カーソル位置にあわせて、画面は左右上下にオートで動きます。


ブラウジングといえば、読み飛ばしを意味しますが、画像を読み飛ばすということをよくよく考えてみると、 インターフェースの工夫のしどころはけっこうあるもの。

コンテンツを絞り込んで、見せたい部分を明確にする。

そうして初めて人の気を引く、目新しいデザインになってゆく。

このサイトでは、ちょっとしたギミックで、はっとさせるデザインを教えてくれます。


アルベルト・アインシュタイン。
1999年、パーソン・オブ・ザ・センチュリー(Person of the Century、今世紀の人)に選ばれた。


ビル・ゲイツの紹介。
当時の表紙も掲載。
音声も聞くことができます。

●今日のまとめ
デザインにファーストインプレッション。はっとさせること、インパクトを与えること。

執筆: 株式会社キノトロープ 坂井とわ子
http://www.kinotrope.co.jp/
著書: 「Webデザインワークフロー」?ウェブクリエーターズバイブルシリーズ(ソフトバンククリエイティブ刊)
http://www.kinotrope.co.jp/pressroom/book/index.shtml