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写真1 Calcの操作画面例
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写真2 ここで作成するドキュメントの内容
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写真3 [Delete]キーでは,内容を選択して削除できる
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写真4 ドラッグによるデータの移動の違い
写真4 ドラッグによるデータの移動の違い
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写真5 反転表示するには,ドラッグしてスタート位置に戻る
写真5 反転表示するには,ドラッグしてスタート位置に戻る
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写真6 「数式」バーの「=」ボタンで数式入力を開始する
写真6 「数式」バーの「=」ボタンで数式入力を開始する
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写真7 ドラッグで数式をコピーする
写真7 ドラッグで数式をコピーする
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写真8 「オートSum」ボタンで合計を計算する
写真8 「オートSum」ボタンで合計を計算する
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写真9 今回作成した表
写真9 今回作成した表
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 これまでは,OpenOffice.orgの基本機能と,ワープロ機能「Writer」の基本操作について紹介した。WriterとMicrosoft Wordを比べたときには,いくつか違いはあるものの,日常的な用途では大きな違いは感じられず,拍子抜けした人もいるかもしれない。
 今回からは,OpenOffice.orgの表計算ツールである「Calc」を取り上げる。こちらも前回と同様にExcelと似ている部分が多いので,比較的簡単に移行できるだろう。ただし,Excelと完全互換のツールと考えると,足元をすくわれる可能性がある。乗り換える際には,はじめはちょっと面倒でも細かな違いを意識しながら使おう。
 ビジネス・シーンにおいて,ExcelはWordと並ぶ定番ツールだ。表形式を利用することで,データを一覧表示したり,数式を使って計算したりできる。表の清書ツールとして使っている人も多いだろう。
 Calc(写真1)は,同様の機能を持った表計算ツールである。メニューやツールバーも,ほぼ同じになっている。ツールバーの共通操作については,第1回の解説を参照してほしい。

Calcの基本操作は,Excelとほぼ同じ

 ここでは,写真2のような基本的な表を作成しながら,Calcの基本操作を説明する。

データを入力/削除する

 セルにデータを入力したり編集したりといった操作は,Excelとほぼ同じになっている。ただし,いくつか違っている点もある。セルからのデータの削除では,[Backspace]キーと[Delete]キーの役割が次のようになっている。これはExcelとは逆になっている。

・[Backspace]キー セルからデータを削除する
・[Delete]キー 書式や数式などの内容を選択して削除する(写真3)。

データを移動する

 もうひとつ違っている点として,ドラッグによるデータの移動がある。Excelでは,選択した範囲のデータを移動する際,選択した範囲の輪郭部分にマウス・ポインタを合わせてドラッグする。これに対してCalcでは,選択した範囲のどこをドラッグしても移動できる(写真4)。
 そのために,1マスだけデータを移動する場合には注意が必要だ。Excelでは1マスだけの場合も,輪郭部分にマウス・ポインタを合わせてドラッグするれば移動できる。しかし,Calcでは,特定のセルをクリックしても選択範囲が反転表示にならないので,ドラッグで移動できない。1マスだけ反転表示にするには,複数のセルを選択するようにドラッグし,それをスタート位置まで戻す必要がある。その後には,ドラッグで移動させる(写真5)。
 ちなみに,確定時のアクティブ・セルの移動方向は,[ツール]-[オプション]の[Calc]-[全般]で設定する。

数式を作成する

 続いて,数式を作成してみよう。これも操作はExcelとほぼ同じだ。手順に沿って試してみよう。数式に関するボタンは,「数式バー」に集められている。

数式バーの「=」ボタンで入力

 まず,単価×数量を計算してみよう。これは,次のように操作する(写真6)。

(1)計算結果を求めたいセルをクリック
(2)「数式」バーの「=」ボタンをクリック
(3)単価のセルをクリック
(4)「*」を入力
(5)数量のセルをクリック
(6)[Enter]キーを押す

オートフィルで数式をコピーする

 次に,入力した数式を下の行にコピーしてみよう。ここではオートフィル機能を利用する(写真7)。

(1)金額を求めたセルをクリック
(2)セルの右下に表示された■にマウスを合わせる
(3)下方向へドラッグする

「オートSum」ボタンも数式バーに

 今度は,計算結果の合計を求めてみよう。「オートSum」ボタンは数式バーにある。具体的な手順は以下の通りだ(写真8)。

(1)合計を計算したいセルをクリック
(2)数式バーの「Σ」<オートSum>ボタンをクリック
(3)[Enter]キーで確定する

 これで,数式を入力できた。ここまでの操作で,表は写真9のようになる。次回は,書式の設定方法などを紹介する。