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DualCor社が開発したUMPC「cPC」
DualCor社が開発したUMPC「cPC」
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 米DualCor Technologies, Inc.は,Windows XPとWindows Mobileを切り替えて使えるGSM携帯端末「cPC」を2006年6月~7月に発売する。いわゆる「Ultra-Mobile PC」(Tech-On!関連記事)に分類できる製品である。

 台湾VIA Technologies, Inc.のブースで試作機を展示していた。ブースの説明員によると2006年6月中に発売予定だが「実際には1ヵ月ほど延期されそう」(説明員)とのこと。想定価格は1800米ドル。cPCは「International CES 2006」にも展示され,注目を集めたが,発売日や価格,仕様の詳細が確定していなかった。

 cPCはパソコンとPDAに両対応するため,2つのメイン基板(マザーボード)を持つ。それぞれ,VIA社のPentium互換チップ「超低電圧版VIA C7-M 1.5GHz」と,米Intel Corp.の「PXA263 400MHz」を搭載する。この二つの基板を切り替えて使うことで,Windows XP Tablet EditionとWindows Mobile 5.0を切り替えを可能にした。OSの切り替えに要する時間は30秒ほど。一方のマイクロプロセサが動作している間,もう一方のマイクロプロセサはスリープ状態となり,直前の状態を保持する。

 現在明らかになっている仕様は,ブースの説明員の話と同社のWWWサイトの情報を総合すると以下のとおり。メモリは,Windows XP向けに1GバイトのDDR2 仕様のDRAMを,Windows Mobile向けに128Mビットの128Mビットのモバイル向けDRAMを積む。記憶装置は1GバイトのNANDフラッシュ・メモリと30GバイトのHDDである。液晶パネルは5インチ型で,画素数は800×480。GSM端末としての待ち受け時間は100時間,Windows XPの動作時間は2.5時間という。無線LAN機能を搭載予定だが,「この試作機の段階では載せられなかった」(説明員)ため,ブースでは無線LANカードをCompactFlashスロットに差していた。