PR
今回のMRAMのダイ写真
今回のMRAMのダイ写真
[画像のクリックで拡大表示]
ダイをウエハーレベルでみたところ
ダイをウエハーレベルでみたところ
[画像のクリックで拡大表示]

 米Freescale Semiconductor, Inc.は,業界で初めてMRAMを実用化したと発表した(ニュース・リリース)。容量4MビットのMRAM「MR2A16A」を量産出荷中という。ネットワーク機器,セキュリティ機器,ストレージ,ゲーム機,プリンターなどに向ける。

 MRAMは,不揮発性メモリでありながらSRAM並みの速度で読み書きでき,かつ読み出しと書き込みの回数に制限がほとんどないなどの特徴を持つ。例えば,電池でデータを保持するSRAMユニットの代わりに使えば,電池を含む部材コストを削減できる。このほか,キャッシュ・メモリ,ストレージ,その他高速書き込みや耐久性が要求される用途に向くという。

 書き込み方式にはトグル方式を採用した。Freescale社はトグル方式に関する特許を含め,同製品に関する100件以上の特許を持つという。

 MR2A16Aの動作電圧は3.3V。読み出し・書き込み時間は35ns。メモリ構成は256Kワード×16ビットである。400端子のTSOP type-II RoHSパッケージに封止する。同製品は,米国アリゾナ州のChandlerにあるFreescale社の200mmウエハー工場で生産する。