PR
839mm高・445.5mm幅のSun Blade 8000 modular system。筺体の上にはSun Blade X8400 Server Moduleを乗せている。
839mm高・445.5mm幅のSun Blade 8000 modular system。筺体の上にはSun Blade X8400 Server Moduleを乗せている。
[画像のクリックで拡大表示]
Sun社のJohn Fowler氏とSun Blade 8000向けPCIe ExpressModule対応の入出力アダプタ
Sun社のJohn Fowler氏とSun Blade 8000向けPCIe ExpressModule対応の入出力アダプタ
[画像のクリックで拡大表示]
Sun Blade 8000向けPCIe ExpressModule対応の入出力アダプタ
Sun Blade 8000向けPCIe ExpressModule対応の入出力アダプタ
[画像のクリックで拡大表示]

 米Sun Microsystems Inc.(Sun社)は,米Advanced Micro Devices, Inc.(AMD社)の86系マイクロプロセサ「Opteron」を搭載したサーバー機の製品群を発表した(発表資料)。ブレード・サーバー機の「Sun Blade 8000 modular system」(Sun Blade 8000)や,大容量のデータ保存機能と汎用コンピュータ機能を兼ね備えた「Sun Fire X4500 server」,厚さが4U(177.8mm)の筐体に4~16個のマイクロプロセサを搭載搭載した「Sun Fire X4600 server」である。「マイクロプロセサの演算性能が高まるにつれて,サーバー機市場では特定のアプリケーションに特化した機種から,汎用機種へトレンドが変わり始めている。今回発表したSolarisやWindows,LinuxといったOSが動作する高性能の製品によって,この汎用サーバー機の市場で大きなシェアを獲得するつもりだ」(Sun社のCEO兼President,Jonathan Schwartz氏)。

 今回発表した製品の中でも目玉は,Sun Blade 8000だった。Sun社によると,Sun Blade 8000は業界で初めてPCI Express(PCIe)ExpressModule規格に対応した入出力アダプタを採用したブレード・サーバーという。既存のブレード・サーバー機は,独自の入出力技術を採用していたことが価格を押し上げる原因となっていた。ブレード・サーバー機市場を拡大するための一つの壁となっていたという。「標準の技術に対応すると,コストの削減が期待できる」(同社のSystems担当Executive Vice President,John Fowler氏)。現在に米Intel Corp.や米Mellanox Technologies Inc.,米QLogic Corp.はSun Blade 8000に利用可能のPCIe ExpressModule対応の入出力アダプタ製品を販売している。米Emulex Corp.や米LSI Logic Corp.もSun Blade 8000向けのPCIe ExpressModule対応のアダプタ製品を販売する予定があるという。

 Sun社はPCIe ExpressModuleに対応したことで,新しい製品種類が登場すると期待している。「例えば,米NVIDIA Corp.はPCIe ExpressModule対応のSun Blade 8000向けグラフィックス・アクセラレータを比較的容易に開発できると思う。こうした製品が登場するとSun Blade 8000が有力な画像のレンダリング・サーバー機になる可能性がある」(Sun社のNetwork Systems担当Chief Architect兼Senior Vice President,Andy Bechtolsheim氏)。

 Sun Blade 8000の筺体に挿入する「Sun Blade X8400 Server Module」と呼ぶブレードは,2個のCPUコアを備えたOpteron 800を4個と,8Gバイト~64GバイトのDDRメモリを搭載できる。1台の筺体にこのブレードを10枚まで実装できる。Sun社によるとSun Blade 8000の入出力インタフェースの最大データ転送速度は,1.92Tビット/秒という。Sun Blade 8000の筺体の定価は4995米ドル,Sun Blade X8400 Server Moduleは1万4600米ドルから。