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表1●平均年収ランキング・トップ20(売上高100億円以上の上場企業)
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表2●平均年齢ランキング・トップ15(売上高100億円以上の企業)
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 ITサービス業界における従業員の平均年収は、2005年度も野村総合研究所(NRI)の独走ぶりが際だった。同社の平均年収は1079.6万円。1000万円の大台を初めて突破した前回調査から、さらに50万円近く上乗せして2位以下を引き離した。2位の電通国際情報サービス(ISID)はわずかにダウンしたため、平均年収の差は180万円にまで広がっている。

 日経ソリューションビジネスの2005年度ソリューションプロバイダ業績ランキングでは、恒例の「従業員の平均年収」を掲載している。売上高100億円以上の上場企業に関して調査した結果、対象企業109社の平均は625.6万円となった。業界全体の景気は、ここ数年の低空飛行からようやく回復局面に入った段階。だが上場企業については、相変わらず上昇基調が続き、昨年(対象101社)から6.1万円アップした。

 個別の企業を見ると、NRIに続く2位のISID、3位の都築電気、4位のキヤノンマーケティングジャパンまでは昨年と全く同じ顔ぶれ。5位にはSJホールディングスが食い込んだ。また6位のフューチャーシステムコンサルティングは2004年度の売上高が100億円を割り込みランキング対象外になっていたが、2005年度に業績を回復させて再びランクイン。一方、昨年5位だった日本ユニシスと6位だったNTTデータは、平均年収を前年より抑えたため8位と9位に順位を落とした。

 このほか目立つ企業は、48位から18位に躍進したネクストコム。平均年収は昨年から約111万円アップの729.2万円となっている。また、伊藤忠テクノサイエンス(CTC)は約40万円増の747.8万円で13位、大塚商会が約44万円増の736.8万円で14位にまで上がった。

   対象企業における従業員の平均年齢は2003年度に34.9歳、2004年度に35.6歳、そして2005年度には36.2歳と年を追うごとに上昇。不況下での新人・若手の採用抑制が尾を引いていることもあり、高齢化現象に歯止めがかかっていない。