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問4. 自分が管理しているネットワークに無線LANを導入することが決まり、一つのフロアにIEEE802.11g対応のアクセス・ポイントを3台置くことになった。それぞれのアクセス・ポイントにチャネルを設定する必要がある。IEEE802.11gで使えるチャネル番号を使い、3台のアクセス・ポイントを同時に動かしても、それぞれの電波がまったく干渉しないチャネルの組み合わせはどれか。以下の選択肢から一つ選びなさい。

[選択肢]
a. 1、2、3
b. 3、7、11
c. 1、6、11
d. 6、11、14
e. 34、38、42

[解説]
 正解は,選択肢cの「1,6,11」です。

 最近は,オフィスに無線LANを導入する企業が一般的になってきました。限られた範囲内に複数のアクセス・ポイントを設置するケースも多くあります。その場合,無線LANで使うチャネルの選択が重要になります。

 IEEE802.11gは,2.4GHz帯の電波を使って通信する無線LAN方式です。この方式に対応するアクセス・ポイントに割り当て可能なチャネルは1~13の13チャネルです。チャネルというのは,通信に使う周波数帯のことです。

 IEEE802.11gでは,2.4GHzの周波数帯を13のチャネルに分けて使います。チャネルの中心周波数は隣のチャネルと5MHz離れており,一つのチャネルの幅は約22MHzになります。隣り合うチャネルは周波数帯が重なっており,重なり合った周波数を使って通信した場合,電波が干渉してスループットが低下してしまいます。

 電波がまったく干渉しないようにするには,それぞれのチャネルの周波数帯が重ならないように,チャネル番号を離して使います。具体的には,IEEE802.11gの場合,5チャネル以上離せばそれぞれのチャネルの電波が干渉することはありません(下の図)。

IEEE802.11gのチャネル

 選択肢aの「1,2,3」と,選択肢bの「3,7,11」は,5チャネル離れていないので,お互いの電波が干渉します。選択肢dの「6,11,14」は5チャネル離れていますが,14チャネルはIEEE802.11gでは使えません(IEEE802.11bで使えます)。選択肢eの「34,38,42」は,5GHz帯を使うIEEE802.11a対応機器が使うチャネル番号なのでこれも間違いです。