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問22. 自分のパソコンから社内サーバーまで複数台のルーターを介してつながっている。ある日、自分のパソコンが社内サーバー(192.168.100.100)にアクセスできなくなったので、社内サーバーまでの疎通をWindowsのtracertコマンドを使って調べた。その結果が以下の画面である。この表示結果から、障害の原因をある程度切り分けた情報を社内のネットワーク管理者に報告したい。どのように報告するのが適当か。以下の選択肢から最適なものを一つ選びなさい。ただし、社内ネットワークにあるすべてのルーターとサーバーはtracertコマンドに応答するものとする。

[選択肢]
a. 全部で30台のルーターを経由しています
b. 全部で4台のルーターがダウンしています
c. 192.168.1.100のルーターから先に通信できていません
d. 192.168.4.254のルーターから先に通信できていません
e. 社内サーバーまでの通信経路に異常はありません

[解説]
 正解は,選択肢dの「192.168.4.254のルーターから先に通信できていません」です。

 トラブルを発見したときは,該当する部署の担当者にただ「つながりません」と報告するのではなく,ある程度切り分けた情報を提供できると解決が早くなります。

 実行しているのは,Windowsのtracertコマンドです。tracertを使うと,目的のマシンまでに経由したルーターのアドレスを表示することができます。どういう経路で目的のサーバーに通信しているのかや,どこまで通信できているのかといったことを調べるときに使います。

 画面に表示されているのは,アクセスできなくなった社内サーバーのアドレスである192.168.100.100あてにtracertを実行した結果です。経由したルーターのアドレスが順番に表示されます。そして,何らかの理由で通信できなくなった場合は,「Request timed out」と表示されます。

 つまりこの表示を見てわかるのは,「4台先のルーターまではアクセスできたが,そこから先には通信できなかった」ということです。4台目のルーターのアドレスは,192.168.4.254です。そのため,報告としては,選択肢dの「192.168.4.254のルーターから先に通信できていません」が適切です。