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 米Genesis Microchip Inc.は,ディスプレイ接続用の次期デジタル・インタフェース規格「DisplayPort」に準拠した送信用LSIと受信用LSIを開発し,米国ボストンで8月1日から開催する映像技術関連の展示会「SIGGRAPH 2006」に出展する(発表資料)。Genesis社の展示ブースにおいて,開発品を実演する。DisplayPortの推進グループのカナダATI Technologies Inc.も,Genesis社のチップを使った実演を披露するという。DisplayPortは,ディスプレイ関連の業界団体「VESA」が2006年5月に仕様を固めていたが,送信用LSIや受信用LSIが一般に公開されるのは今回が初めて。

 Genesis社が開発したのは,送信用LSI「gm60028」と受信用LSI「gm68020」である。10.8Gビット/秒の帯域幅を備える。いわゆるフルHD(1920×1080画素)の映像信号であれば,RGB形式の色階調数を各10ビットに高めたり,フレーム周波数を120Hzに高めたりできる。フレーム周波数が60Hzであれば,QSXGAサイズ(2560×2048画素)の映像信号まで扱える。

 送信用LSIおよび受信用LSIはいずれも,バックエンドとの接続インタフェースは60ビット幅のLVTTL(low voltage TTL)である。パッケージは,160端子のQFP。2006年第4四半期にサンプル出荷を始める。