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 新しいWebの機能や利用方法、ビジネスモデルなどを表すための言葉。従来のWebを1.0とすると、次世代のWebという意味でWeb2.0という言葉を使う。Tim O'Reilly氏が「What is Web2.0」という論文で提唱した。実際の製品や特定のサービスを指す言葉ではなく、ビジネスモデルを表現している。

 従来のWebは、企業や個人ユーザーが情報を発信するための手段。企業はホームページ(HP)を作成し、多くの消費者に閲覧してもらうことで自社製品を宣伝する。Web2.0は、単なるHPによる情報発信ではなく、ネット上の情報や知識を利用するという考え方であり、ブログやポッドキャスティング、ソーシャルネットワーク、Webサービスなど新しいWebの利用方法を表している。

 ウィキぺディア(Wikipedia)はその一例だ。世界最大のオンライン百科事典を作成するプロジェクトであるが、誰もが自由に書き込め、間違った部分を修正でき、多数のユーザーの知恵を集めてデータベース化する。ブリタニカ・オンラインのような権威ある学者たちが作成した百科事典に比べ、リアルタイムに最新の情報を追加できるという利点がある。大勢の人の知恵を集めるという点では、オープンソース・ソフトウエアの開発方法もWeb2.0的な手法である。

 Web2.0では、Webで提供するのはアプリケーションではなく、サービスである。Google MapsやYahoo! Searchなどの機能はWeb2.0のサービスである。