PR
●名称:Fedora Core 2
●提供元:Fedora Project
●URL:http://fedora.redhat.com/
●対応機種:PC AT互換機

 Fedora Coreは,米Red Hat社が提供してきたRed Hat Linuxの新版開発が中止されたことを受けて発足した,Fedora Projectが開発・提供するディストリビューションです。開発の主導権はFedora Projectにあり,米Red Hat社は開発に協力するというスタンスを取っています。

 Fedora Coreの特徴は新しい技術を積極的に導入していくことにあり,新版が4~6カ月ごとにリリースされることになっています。安定性や信頼性は,サーバー用途のディストリビューションに比べ多少劣る可能性があります。

 Fedora Core 2からカーネル2.6が正式に採用されました。カーネル2.6はスケジューラやI/Oアクセス,電源管理のきめ細かさなどが改善されています。また,ACL制御を可能にするなどでセキュリティを向上させるSELinuxが同こんされました。SELinuxを利用したい場合は,インストーラのブート画面でSELinuxをインストールするように指定する必要があります。手順1で「boot:」と表示されたら「fedora selinux」と入力して[Enter]キーを押します。SELinuxについての詳しい利用方法は特集1「今すぐ始めるFedora Core2」のPart3を参照してください。

 GUI環境では,ウインドウ・システムがXFree86からX.orgが開発するX Window System-Version 11 Release 6.7.0に変更されました。GNOME 2.6.0.1やKDE 3.2.2,XFce 4.0.5といった統合デスクトップ環境を利用できます。さらに日本語入力メソッドにIIIMF 11.4を採用しています。

 Fedora Core2からJava環境の導入が進んでおり,Javaコンパイラのgcc-javaやTomcat,Ant,Jakartaなどが採用されました。