よくわかるC言語
目次
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第12回 構造体に手足を付ければ,それがクラスだ
皆さんはとっくにお気付きかもしれませんが,本連載で使用してきたBorland C++ CompilerはC言語のコンパイラではなく,「C++言語」のコンパイラです。
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第11回 ランダム・アクセスと
バイナリ・ファイルの扱いを学ぶ前回から2回にわたり,C言語によるファイル処理を説明しています。前回は,テキスト・ファイルにシーケンシャルにアクセスして,先頭から順に読み書きする方法を解説しました。バッファを使ったストリーム入出力で効率良くファイルにアクセスできることや,キーボードやディスプレイなどの周辺機器も標準入出力としてフ…
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第10回 定番の関数を覚えればファイル処理などカンタンだ
前回,前々回と構造体,動的なメモリーの確保,そして線形リスト処理と解説を進めてきました。連載10回目となる今回から2回にわたり,ファイル処理について解説します。今回の目標はファイル処理の基本を学んで自分に役立つプログラムを作れるようになることです。
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第9回 動的なメモリーの確保とリスト処理
前回は構造体の配列を使って,簡単なロール・プレイング・ゲームを作ってみました。お楽しみいただけたでしょうか? 今回は構造体を発展させていきます。動的にメモリーを確保して構造体を生成していく方法,そして線形リストへと解説を進めます。C言語で本格的なプログラムを記述するためには,ぜひ覚えておいてほしい…
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第8回 構造体でデータをスッキリと扱う
今回は一度,入門レベルに戻り,「構造体」というものは何かから説明をはじめます。今回と次回の2回で,構造体の基本,構造体を使うと何が良いのか,動的にメモリーを確保する方法,線形リストへと解説を進めていきます。
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第7回 再帰処理と参照渡し(モドキ)のメリット・デメリット
C言語では文字列は「文字の配列」であり,ポインタを使うことで文字列を少ないコードでスッキリと扱えることを示しました。ポインタは他の変数のありか(アドレス)を値として持つ変数であり,ポインタの値を一つずつ増やすことで,文字列を1文字ずつ操作していくことができるからでしたね。今回解説するのは,関数とポ…
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第6回 ポインタを理解して文字列を扱う
本連載も今回で折り返し地点の第6回となりました。前回は,エラトステネスのふるいを使って素数を求めるプログラムを作成し,ロジックを考えてプログラムを作ることの面白さをお伝えしました。今回は文字列の扱い方とポインタの基礎を解説して,暗号化プログラムを作成してみます。
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第5回 配列を理解してアルゴリズムを考える
本連載も今回で5回目,いよいよ中盤に差し掛かってきました。第1回から4回までは,C言語のプログラムとアセンブラのプログラムとの対比,浮動小数点数が計算を間違う理由,構造化プログラミングの必要性,変数のスコープとメモリー・セグメントの関係,スタックの動作など基本的な知識を中心に解説してきました。「こ…
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第4回 変数のスコープをアドレスを使って理解する
前回は,C言語がプログラムを複数の関数に分ける関数型の言語であることを説明し,制御文を使って順次/反復/分岐のロジックを作る方法を紹介しました。その前の第2回では,変数には“型”があり,浮動小数点数型では小数の計算に誤差が出ることを2進数で説明しました。そろそろ自分が作りたいプログラムを独力で作れ…
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第3回 制御構文がわかればプログラムの「流れ」がわかる
今回は,プログラムの構造を説明し,「C言語のプログラムはどのように書けばよいのか」を大まかに理解してもらうことを目標にします。カメラのズームをいったんぐっーと引くように,ワイドな視界でC言語のプログラミングを眺めてみましょう。
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第2回 変数の性質を理解しよう
前回はC言語のソース・プログラムをアセンブラのコードとして出力して,Cのソースコード1行が複数のアセンブラのコードに対応していることを確認しました。なるほどC言語は“高級”な言語なのだと,感じていただけたのではないでしょうか。今回のテーマは「変数」です。
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連載 よくわかるC言語---目次
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第1回 もう一度,C言語から始めよう
皆さんは,そもそもコンピュータは何語で動いているのかわかりますか? 日本人にとっての母国語が日本語で,英国人にとってのそれが英語であるように,コンピュータにとっての母国語は機械語(マシン語)です
日経クロステック Special
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