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 日経マーケット・アクセスが今秋から開始した企業情報システム担当者への調査で,7月~9月四半期のIT予算の前年同期比を,回答者の企業規模(下記注釈参照)ごとに比較した。

 「300人未満(本設問での有効回答数50)」の小規模ユーザーのIT予算は平均19.2%増で最も大きく伸び,「300人以上~1000人未満(同51)」のユーザーは8.8%増,「1000人以上(同38)」は11.3%増で,ともに全体平均(13.2%増,23日付け記事参照)を下回った。

 今回の調査では「8月の予算執行率」(13日付け記事参照)でも,中・大規模ユーザーは小規模ユーザーと比べて「予算未達」の比率が高かった。小規模ユーザーのIT投資が比較的順調に伸びているのに対して,中・大規模ユーザーのIT投資動向の先行きにはやや不安が感じられる。

注◆
 調査実施時期は9月中旬,調査全体の有効回答は377件。本文中の「IT予算の前年同期比の平均」は,選択式回答の「完全に削減」を-100%,「昨年同期の50%未満にまで削減」を-75%,「50%以上80%未満にまで削減」を-35%,「80%以上90%未満」を-15%,「90%以上110%以内」を0%,「110%超120%以内」を+15%,「120%超150%以内を+35%,「150%超200%以内」を+75%,「200%超」を+125%,「昨年同期の予算はゼロ」を+200%に換算して加重平均した。
 「企業規模」は,「回答者が担当・関与する情報システムを利用している就業者数(従業員,パート/アルバイト,派遣就業者を含む)」について聞いたものである。

図●最新四半期(2006年7月~9月)の企業規模別IT投資予算の昨年同期比(回答者が予算執行・承認権限を持つ範囲の総額)