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沖 千里(おき ちさと)
「ネットワークアカデミー」講師,シスコ認定のインストラクタ

今回の問題
難易度CCNPレベル

 プロバイダ1のネットワーク(AS64970)内には,顧客ネットワークが複数つながっている。これらのネットワークの経路情報をBGPを使ってプロバイダ2へ配信するように,RouterAとRouterBを設定しなさい。その際,経路情報を集約して配信しなさい。なお,AS内ではOSPFが動いており,AS内のすべてのネットワークへの到達性は確保されているとする。

問題の図

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 前回に続き,今回もCCNP*1レベルの問題にチャレンジする。今回のテーマは,プロバイダ同士がお互いのネットワークを接続するときに使うBGP*2。インターネットの中核を支える重要なルーティング・プロトコルである。プロバイダのネットワーク管理者になったつもりで挑戦してみてほしい。

プロバイダ同士をBGPでつなぐ

 今回の問題を確認しよう。ネットワーク構成は,プロバイダ1とプロバイダ2のネットワークがつながっている構成である。プロバイダ1のネットワークにRouterAとRouterBがあり,RouterAには顧客にインターネット接続サービスとして提供しているネットワークが16個つながっている。

 目標は,これら顧客ネットワークの経路情報を,プロバイダ2のRouterCに配信することである。このとき,配信の条件は経路情報を集約することだ。また,経路情報を配信するルーティング・プロトコルにはBGPを使う。プロバイダ1内にあるRouterAとRouterBでBGPを動作させて,経路情報を集約してRouterCに配信するわけだ。