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UNITEDROOMS SEARCHのウェブサイトの画面。集合住宅の棟ごとに快適さや便利さなどの口コミ評価が表示される
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オーナーに提供する報告書の例。住人の評価やコメントなどが含まれる
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 不動産情報提供を手がけるユナイテッドルームズ(東京・渋谷区)は12月5日に、口コミを生かした賃貸住宅情報サイト「UNITEDROOMS SEARCH」を開設した。
http://www.unitedrooms.net/

 同社の伊藤俊平CEO(最高経営責任者)は、「従来の情報サイトでは、利用者には間取り図や築年数など乏しい情報しか提供されない。利用者は『ペット禁止のマンションでペットを飼っている人がいてうるさい』など、住んでみなければ分からない情報を求めている。口コミ情報も含めたウェブ2.0的なデータベースを構築し、正確な住宅情報を提供していく。不動産業者の一方的な情報ではなく、中立性の高い情報の提供を通じて、業界の透明化に貢献したい」と説明する。

 主婦を中心とした調査員ネットワークを使い、集合住宅の外観を撮影したり周辺の状況を取材する。原則として、全国に約250万棟ある集合住宅をすべてデータベース化。既に東京都内の43万8000棟分のデータ収集を完了しており、順次ウェブサイトに登録している。

 サイトには、一般的な不動産情報サイトによくある「部屋単位」ではなく「棟単位」の情報を登録しており、利用者は状況や周辺写真などを見ることができる。さらに、その棟の住人・元住人が「風通しが悪い」「治安が悪い」「共用スペースの立ち話がうるさい」など54項目についての評価を投票でき、自由記述のメッセージも書き込める。

 この評価を点数化し、「教育」「安全」「静けさ」などの6分野の評点を公開している。悪意ある書き込みや「有名人が住んでいる」といった個人情報が漏れるリスクを排除するため、当面は自由記述欄を公開しないが、将来的には公開を検討する。今後、ネット上のブログなどの書き込みを自動解析し、「青山地区の住環境」など地区の口コミ情報も集積する。

 ユナイテッドルームズはオーナーに保有物件の住人の声をマーケティング情報として提供することで、情報料を得る。将来的には、構築したデータベースを生かして様々な収入源を模索していくという。