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 「NGN(次世代ネットワーク)の時代は、ユーザーとメディアとの接触方法がガラリと変わる。まさにインターネット接続事業者(ISP)である我々のノウハウが生きてくる」。NEC傘下のISP、NECビッグローブの佐久間洋代表取締役執行役員専務(写真)はこう意気込む。

写真●NECビッグローブの佐久間洋執行役員専務
写真●NECビッグローブの佐久間洋執行役員専務

 その例として挙げるのが、日本テレビの動画配信サービス「第2日本テレビ」の構築案件。NECビッグローブのストリーム配信用プラットフォームと、会員や課金の管理機能を連携させて開発し、「わずか2カ月の期間で構築を終えた」(佐久間執行役員専務)。NGN上でサービスを運用する際にも、ISPならではのノウハウが活用できるという。

 その一つがトラフィックの管理。動画などコンテンツのネットワーク配信で難しいのは、ユーザーのアクセスをいかにさばくのかという点。どの程度の数のアクセスを受けるのか、予測が難しい。現在のところ、NECビッグローブの運用部隊が回線帯域やサーバーの能力を手動で制御して、サービスの品質を保っている。NGN上でのサービスではこれらのノウハウをベースに、「制御を自動化したい」(佐久間執行役員専務)。

 二つ目がアクセス内容の分析。NECビッグローブは、テレビ、ブログ、検索エンジン、といった異なるメディアのコンテンツ内容とユーザーの行動の関連を時間軸で分析。話題になっているトピックを抽出するサービス「BIGLOBE旬感ランキング」を提供している。

 例えば、ある商品のブログでの評判や検索数が増えたことと、テレビでCMが放映されたりテレビドラマの中で商品が映し出されたことの関連を分析できる。商品開発や販売戦略などのマーケティングへの活用が可能という。「“量”だけでなく、特定のトピックに対するユーザーの注目度や好き嫌いといった“質”まで把握できるようになった。NGNの時代にはこうした分析が必要となる」(佐久間執行役員専務)。

 NECビッグローブはこうしたサービスを活用し「あくまでも『B to C』にこだわり、NGNでもコンシューマにサービスを提供したい」(佐久間執行役員専務)とする()。企業ユーザーへのサービス提供は、NECのソリューション部隊が取り組むという。

図1●NECビッグローブが描くNGNのサービス・イメージ
図1●NECビッグローブが描くNGNのサービス・イメージ