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転職活動をしています。でも、採用面接でしどろもどろになってしまい、うまくいきません。どうしたらよいのでしょうか。
(システム・インテグレータ勤務、SE/男性・29歳)

A: 「自分はスゴイ」と自己暗示をかけろ

 面接でしどろもどろになってしまう。それはあなたが自分に自信を持っていないからでしょう。

 かくいう私も,最初の転職時点では,別に誇れるようなキャリアはありませんでした。では,そんな私がどうやって転職に成功したか。実は,ほとんど“ハッタリ”だったのです。自信を持てないあなたに,ハッタリの極意を伝授しましょう。それは,「自己暗示」です。

 私はよく友人から,自信家だと言われます。でも,最初からそうだったわけではありません。日本IBMに入社してから,私は自信を喪失し,自己嫌悪に陥りました。ほとんど「うつ状態」だったかもしれません。社内には,私よりはるかに優秀な同期や後輩SEが何人もいたからです。「これではいけない。何とかしなければ」という思いで20歳代のころに始めたのが,自己暗示でした。そのやり方をお教えしましょう。

 まず,ふとんの上に横になり,リラックスします。リラックスできたら,「右手が重い」と心の中で考えます。さらに,「左手が重い」,「右足が重い」,「左足が重い」と続けます。これを2回繰り返したら,次は「右手が温かい」と念じます。これも,両手両足それぞれ2回ずつ繰り返します。すると,本当に両手両足が温かくなっていくのを実感できるでしょう。ここまでできたら,いよいよ本番。「自分は大物だ,絶対に成功する」と心の中で何回も繰り返すのです。

 私はこの自己暗示を毎日,5年間続けました。するとだんだん,「自分は他人とは違う特別な人間で,絶対に成功できるのだ」という思い込みができるようになりました。そう,あらゆる自己啓発本が説くように,成功するにはまず自分を信じることなのです。

奥井 規晶(おくい のりあき)
1959年神奈川県出身。84年に早稲田大学理工学部大学院修士課程修了。日本IBMでSEとして活躍後,ボストン コンサルティング グループに入社。戦略系コンサルタントとして事業/情報戦略,システム再構築,SCMなどのプロジェクトを多数経験。その後,アーサー・D・リトル(ジャパン)のディレクターおよび関連会社のシー・クエンシャル代表取締役を経て,2001年にベリングポイント(元KPMGコンサルティング)代表取締役に就任。2004年4月に独立。現在,インターフュージョンコンサルティング代表取締役会長。経済同友会会員,日本キューバ・シガー教育協会専務理事。