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移動したいセルを選択→右ボタンでドラグ→「下へシフトして移動」を選択

 Excelで表を作っている際に,図1のようにいったんある場所にデータを入力した後で,そのデータの場所を移動したくなることがある。そんなときの対処法としてまず思いつくのは,移動したいデータを選択して移動先にドラグするやり方だが,その際に,移動先にすでに何らかのデータがあると,そのデータに上書きされてしまうのでこの方法は使えない。

 実はこんなときに使える“一発操作でセルの移動が完了する”便利なテクニックがある。それは「マウスの右ボタンを使ってドラグする」というテクニックだ。

 では実際に試してみよう。まず移動したいセルをドラグして選択(図2)し,周囲の枠のどこかにポインターを置き,マウスの右ボタンを押して移動先にドラグする。すこでマウスのボタンから手を離すとメニューが開くので,そこで「下へシフトして移動」を選ぶ(図3)。これで完了だ(図4)。

 この操作では,移動先で新しいデータを入れるために(1)「セルの挿入を実行し」,(2)そこにデータを移動,(3)元のデータがあったセルを削除,という3つの操作をまとめて実行してくれるのだ。これまでデータを移動する際にいちいちこれらの操作をしていた人にとっては,その簡便さに驚くこと請け合いだろう。

図1●データを入力した後で,そのデータを入れるセルの場所を変更したい。簡単な操作ですませるには,どうすればよいだろうか

図2●移動したいセルをドラグして選択したら(1),周囲の枠のどこかにポインターを置き,マウスの右ボタンを押して,移動先にドラグする(2)

図3●マウスのボタンから指を離し,開くメニューで「下へシフトして移動」を選ぶ

図4●すると,選択してあったデータが移動する。これで完了だ

※この記事はExcel 2002(Office XP)をもとに執筆しています。

■岡野 幸治 (おかの こうじ)

フリーランスライター。「日経PC21」「日経PCビギナーズ」などでパソコン関連の活用記事を中心に執筆中。