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MS PゴシックのPは、Proportionalの頭文字である。プロポーショナルフォントとは、文字組みに配慮して文字ごとに幅(ピッチ)を変えてデザインしたフォントのこと。一方MSゴシックは等幅フォントといって、日本語も英語も一定の幅(ピッチ)で表示する。
和文フォントは1文字が正方形に収まるような体型をしている。そのため必要なピッチは正方形がちょうどよい。しかし半角英数字の1文字は日本語の半分の体型である。にもかかわらず等幅フォントの場合、和文と同じピッチに半角英数字を入れてしまう。だからMSゴシックで英文混じりの文章を表示すると、半角英数字の単語の文字間が妙にばらついて見える。Webコンテンツ表示用フォントとしてはMS Pゴシックが主流なのは、英文混じりの文章でも幅が揃って見えるから。というわけだ。

MS Pゴシック
プロポーショナルフォントのMS Pゴシック。英単語と和文のピッチが揃って見える(ペイントで描画)

MS ゴシック
等幅フォントのMSゴシック。英単語のみならず全体の文字間が開いて見える(ペイントで描画)