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Linuxでは,フラッシュ・メモリーを手軽に利用できます。PCとの接続形態によって違いがあり,IDE接続あるいはSCSI接続のハード・ディスク装置(HDD)として認識されます。前者は,hda,hdb,hdc…といったデバイス名,後者は,sda,sdb,sbc…といったデバイス名になります。

 デバイス名は,フラッシュ・メモリーを挿し込んだ際のカーネル・メッセージを調べれば分かります。例えばUSB接続のフラッシュ・メモリーの場合,dmesgコマンドで表示されるカーネル・メッセージ内の「USB Mass Storage support registered.」付近にデバイス名が書かれています。

 デバイス名が分かれば,マウントするだけでHDDのように扱えます。FATでフォーマットされたフラッシュ・メモリーは,次のようにマウントします(以下,1行のコマンドについても,誌面掲載時の1段幅に合わせて改行してあるので,ご注意ください)。

# mount -t vfat -o rw,codepage=cp932,iocharset=utf8 
/dev/<デバイス名> <マウント先のディレクトリ>

日本語ファイル名をWindowsと同じ形式で格納するため,「codepage=cp932」と「iocharset=utf8」という2つのオプションを指定します。codepageオプションにファイル・システムの文字コードを,iocharsetオプションにLinuxで使用している文字コードを指定します。

 フラッシュ・メモリーの再フォーマットが必要な場合は,HDDと同様の方法で初期化できます。Windowsとのデータ交換を考えると,FATで初期化するのがよいでしょう。それにはmkdosfsコマンドを使います。フラッシュ・メモリー内のパーティションが「sda1」として認識されていたら,

# mkdosfs /dev/sda1

のようにして,フォーマットします。