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パソコンに内蔵するIDE接続のハード・ディスクは,現在ではほとんどのLinuxディストリビューションで,つなぐだけでそのまま利用できます。ただ,一部使えないPCがあります。

 IDE接続のインタフェースは,10年以上前に登場したパラレル・タイプとここ数年で主流になったシリアル・タイプに分けられます。データ転送方式が異なるため,その方式の名前を取って,従来のタイプを「Ultra ATA」,シリアル・タイプを「Serial ATA」と呼ぶ場合があります。Ultra ATAとSerial ATAのどちらのドライブを搭載できるかは,マザーボードの対応によって異なります。

 Linux搭載パソコンで使う場合,Ultra ATAのドライブなら問題なく利用できます。Serial ATAは,専用のドライバを組み込んだLinuxシステムと,このドライバが対応したチップセットを積んだPCなら,利用できます。ドライバは,カーネル2.6以降なら標準で組み込まれています。大手ディストリビューションの最新版は,ほとんどがカーネル2.6以降のため,問題なく利用できます。また,カーネル2.4のVine Linux 3.2にも組み込まれています。

 Serial ATAのドライバの最新版は「The Linux Kernel Archives」のWebページで公開されています。

 ドライバが対応するチップセットについては,「Serial ATA (SATA) Linux status report」にあるハードウエアの対応状況のページで,確認できます(写真1)。

写真1●「Serial ATA(SATA)Linux status report」のWebページ
写真1●「Serial ATA(SATA)Linux status report」のWebページ