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「じゃがいも 丸ごと!プロフィール」のサイト
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 カルビー(東京・北区)は、生産者やじゃがいもの産地に関する情報を、同社のウェブサイト上で提供するサービス「じゃがいも 丸ごと!プロフィール」を1月29日から本格稼動した。同社の主力製品であるポテトチップスの原料であるじゃがいもに関する情報を開示することで、消費者の食に対する安全性への要望に対応する。

 商品名や製造日などを入力すると、その商品に使用されたじゃがいもの生産者や産地、工場などの情報が検索できる仕組み。対象となる商品は「ポテトチップス うすしお味」など18種類。今秋までには全国発売しているポテトチップスシリーズの商品を中心に対象商品を広げる考えだ。

 

新パッケージの裏面にサイトを告知
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 新サービスに合わせて、商品パッケージも刷新。裏面に大きくサービス内容を告知した。ウェブサイトにアクセスしやすいように、二次元コードとURLを印字。携帯電話版には二次元コードを読み取らせることで、商品を手にとってすぐに情報にアクセスできるようにした。

 2006年10月から3カ月間試験導入した九州地区では、予想の約8倍となる8万7000件のアクセスがあった。その大半が携帯電話からのアクセスだった。

 新サービスでは、じゃがいもがどのように生産され、どの工場を経て店頭に並んだのかが分かる。鹿児島工場など10工場の情報のほか、製造日に使用したじゃがいもの産地や同意を得た生産者の情報が分かる。生産者の情報は、生産年数といった文字情報のほか、一部の生産者は動画で紹介する。「生産に対するこだわりなど生の声を伝えたい」とマーケティンググループ企画チームの江口聡リーダーは語る。

 現在は北海道における契約農家を中心に600人の情報が見られる。九州地区でじゃがいもの収穫が始まる5月までに、メドに全国各地にいる生産者のうち同意を得た情報を登録していく考え。今後、生産者に対しても、消費者からの感想といった情報を提供していく。「生産者へフィードバックすることで消費者との結びつきを感じてもらいたい」と江口リーダーは話す。