変わるテレビ
目次
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IBC2013レポート、粛々と4Kが進む一方でスマートテレビはクラウドTVに
今年も9月12日から、アムステルダムで欧州最大の放送機器展であるIBC2013が開催された。その概要を踏まえて、テレビが向かう方向性と日本市場を考えてみる。
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昨年の興行収入でも上位を独占、フジテレビムービーの強さ
日本映画を復活させたのが、テレビ局各社であったことは周知の事実である。もちろん、今年の注目作である「東京物語」のように、まだまだ映画会社も名監督を抱えているところは健闘している。しかし、名監督も高齢化してきているのと、それに続く若手監督の層を厚くするのに苦労している感が強い。
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CES2013から見る4Kテレビの必然性とスマートテレビの方向性
世界最大のデジタル家電の展示会「CES2013」が今年も1月8日にラスベガスで開幕した。テレビの立場から見た今年のポイントは4Kとスマートテレビである。事前の予測通り、会場内は4Kディスプレイで埋め尽くされたと言っても過言ではないほど、各社が競って新製品を発表した。4Kテレビとは、いわゆるフルHD…
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目次情報で録画番組への接触機会向上狙う、ソニーの「もくじでジャンプ」
ソニーは、番組内のコーナーごとの目次情報を使い、レコーダーに録り溜めたテレビ番組をより効率的に視聴できる「もくじでジャンプ」機能を搭載したレコーダーを、2012年10月13日に発売した。
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「既存サービス継続」「HTML5」が基本、J:COMが想定する次世代STBの姿
ジュピターテレコム(J:COM)代表取締役社長の森修一氏は、7月24日に行った四半期決算発表で、同社が開発を進める次世代STBについて説明した。
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「地デジTVは原始型スマートTV」、日テレがJoinTVを本格運用へ
日本テレビ放送網は、ソーシャル視聴サービス「JoinTV」の運用を本格展開する。自局での対応番組を増やすほか、系列局への展開や対応SNSを増やす方針である。こうした自局外への展開を睨み、サービス名の表記を日本テレビ(NTV)色の濃い「JoiNTV」から、より汎用的な「JoinTV」へと変更した。
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本業の一つとして、さらなる発展も見込めそうなフジテレビゲームスの強さ
放送局にとってコンテンツ制作力の強さを発揮する場面は、テレビ番組を作るだけではない。あらゆるジャンルのコンテンツで、制作力の強さを発揮していくことが可能である。今着目すべきなのが、フジテレビゲームスであろう。
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企画段階からケーブルテレビでの利用を見据えた──NECのLifeTouch
NECとTOKAIコミュニケーションズは、NECのタブレット端末「LifeTouch B」を使ったケーブルテレビ加入者向けサービスに関する実証実験を、2012年4月から約3カ月間実施する。
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TCNの消費電力量『見える化』実験を踏まえた「CATV-スマートグリッド」考
東京ケーブルネットワーク(TCN)は、2011年8月から東京エネシス、メディアキャストと連携し、「CATV-スマートグリッド」の確立を目指した消費電力量の「見える化」実証実験を展開してきた。
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アクトビラ対応機器で手軽に利用できる多chサービス、愛媛CATVが実証実験
愛媛CATVは松山市内でIPTVの実証実験を2012年5月に開始する。一般に市販されているアクトビラ対応テレビや録画機などが搭載するIPチューナー機能を活用する。
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多チャンネル・ベーシックの曲がり角、総合編成的パッケージは終焉へ
日本では多数ある有料専門チャンネルをパッケージ化して売るスタイルがスタンダードと考えられてきた。いわゆるベーシックパッケージと呼ばれるものである。
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モバイル対応やSNS連携なども検討、「もっとTV」が目指すサービス
日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンと電通は、インターネットTV向け動画配信サービス「もっとTV」(もっとてれび)を2012年4月2日に開始する。
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防災情報強化に向けた現場発の技術や機器などを披露、NHKが番組技術展
NHK(日本放送協会)は2012年2月11~14日に、「第41回番組技術展」を開催した。NHKの番組制作や放送の現場から生まれた放送技術や放送関連機器を視聴者や放送関係者に公開した。
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NHKオンデマンド、料金など自由化の余地を拡大
NHKオンデマンド(NOD)料金設定の自由化プランについて、総務省による意見募集と、2012年1月18日の電監審諮問を経て了解を得られた。放送法第20条第2項第2号について元々スタートから3年後に見直しが行われる予定になっていた。
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森社長が語る2012年J:COM戦略の考え方
ジュピターテレコム(J:COM)は2011年12月、ケーブルテレビを扱う業界紙誌を対象に森修一代表取締役社長の新年に向けた合同インタビューを行った。森社長は、2012年に向けた基本的な取り組みを説明するとともに、参加各誌の質問に答えた。
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マルチスクリーン型放送研究会、放送同期型のIPDCコンテンツ提供を検討
テレビ番組を視聴しながらスマートフォンやタブレット端末で関連コンテンツを楽しむ視聴スタイルである「マルチスクリーン」の実現を目指す「マルチスクリーン型放送研究会」が、2011年12月7日に発足した。
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地域密着が強みに、イッツコムのPONiTSが事業化から約1年
イッツ・コミュニケーションズが商品購入やサービス利用ができるチケットの販売サイト「PONiTS(ポニッツ)」を開始してから約1年がたった。
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東経110度CS放送の審査、視聴需要についての考え方
東経110度CS放送は総務省による許認可事業であり、審査基準をクリアすることが求められている。諸条件のクリアぶりが全く同じ場合に視聴需要で決めるというのが総務省の見解であり、その判断材料は視聴料収入だとパブコメの回答で述べている。
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東経110度CSの審査基準を読み解く(下)
東経110度CS放送の申請受付が9月末で締め切られ、10月5日には申請者の顔ぶれが発表された。申請前に掲載した審査基準に関連する記事を2週にわたり掲載する。今回は2回目で、比較審査の項目を解説する。
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東経110度CSの審査基準を読み解く(上)
東経110度CS放送の申請受付が9月末で締め切られた。申請前に掲載した審査基準に関連する記事を2週にわたり掲載する。