ニュース解説
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「ケーブルテレビショー2007」が開催,地域密着型サービスの展示に存在感
日本ケーブルテレビ連盟と日本CATV技術協会は2007年6月14~16日に,ケーブルテレビ(CATV)関連の展示会「ケーブルテレビショー2007」を共同で開催した。
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CATV研究会が報告書案を公表,事業者への経済的支援の継続を提言
総務省の「2010年代のケーブルテレビの在り方に関する研究会」(CATV研究会)は,2007年5月31日に報告書案を公表した。これを受けて総務省は2007年6月1日から,報告書案の内容についての意見募集を開始した(期限は6月21日)。
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主要放送事業者の2006年度決算,NHKと民放キー局2社が増益達成
NHKと民放キー局5社の2006年度(2007年3月期)決算が出そろった。NHKは受信契約件数の増加などにより,増収増益を達成した。
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NHKが技術展示会の「技研公開」開催,ネット事業は構想から提供段階へ
NHKは2007年5月24~27日に,放送技術研究所の「技研公開」を開催した。研究成果を一般に披露する1年に1回の技術展示会だ。
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通信大手3社の2006年度決算,MNPの成果などで明暗が分かれる
NTT(持ち株会社)とKDDI,ソフトバンクの通信大手3社の2006年度(2007年3月期)決算が出そろった。連結業績では3社ともに前年同期に比べて増収となったが,利益面では明暗が分かれた。
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Webサイトを刷新したフジテレビ,有料サービスなど会員制の機能を強化
フジテレビジョンは2007年5月1日に,自社のアナウンサーが企画・編集するWebサイト「アナウンスマガジン」に2種類の新サービスを追加した。同社が推進する放送・通信連携プロジェクトの一環である。
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フジテレビ子会社のワンセグ関連事業,提携先を絞り意思決定を迅速に
フジテレビジョンの子会社であるコネテレが,フジテレビの携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」のテレビ番組と連携した情報提供サービスの開始に向けた準備を進めている。
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米国版ワンセグが立ち上がる,「NAB2007」で3方式がしのぎを削る
日本で,携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」の普及が順調だ。ワンセグチューナーを搭載した携帯電話機や,USB対応のワンセグチューナーが好調に売れており,放送関係者はやがてワンセグで大きな収入が得られるようになると期待する。
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新世代に移行したテレマティクスサービス,
トヨタは安全性向上や利便性を追及トヨタ自動車は2007年4月10日,新たに開発したテレマティクスサービス「G-BOOK mX」に対応したカーナビゲーションシステム(写真)を,5月以降に発売する新型車に順次搭載すると発表した。
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番組捏造問題で法改正に動く総務省
放送事業者は自浄力をアピール2007年4月3日に,「発掘!あるある大事典?」の捏造(ねつぞう)問題が一つの節目を迎えた。同番組を制作した関西テレビ放送の千草宗一郎社長が同日に辞任し,取締役に退くと発表した。関西テレビは,新社長の片岡正志氏の下で信頼回復に努めることになる。
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地上デジタルラジオ放送で新チャンネル追加,
本放送に向けリスナー開拓を目指す東京地区と大阪地区で地上デジタルラジオの実用化試験放送を提供しているデジタルラジオ推進協会(DRP)は,2007年4月2日から放送内容を順次拡充させる。主に東京地区で放送時間を伸ばし,新しいチャンネルを立ち上げる形でサービスの充実を図る。