ニュース解説
目次
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DSL事業者協議会設立に至る地域事業者の問題意識とNTTの反論
関西ブロードバンドやソフトバンクBBなどのDSL事業者は2011年3月7日、「DSL事業者協議会」を設立すると発表した。
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須高ケーブルテレビらの小布施町・広域無線LAN実験、コストや有用性を検証へ
須高ケーブルテレビは、長野県小布施町において屋外型無線LANシステムを活用した「広域Wi-Fi(ホットエリア)」の評価試験プロジェクトを2011年2月7日に開始した。屋外型無線LANの基地局を複数台設置し、新ビジネスとして利用可能なサービスおよびパフォーマンスを評価する。また、地域コンテンツの活用…
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「携帯」接続料を定めた二種指定制度、環境変化で強まる見直し論
主に携帯接続料についてルールを定めている「第二種指定電気通信設備制度(二種指定制度)」について、見直しを求める声が高まっている。携帯接続料とは、自社ネットワークへの着信に対して他の固定・携帯電話事業者から徴収する料金のことである。
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NTT東西の接続料申請に各社が意見、2/22の事業者ヒアリングでも展開へ
総務省は2011年2月18日、NTT東西地域会社が2011年1月25日に認可申請した「第一種指定電気通信設備に関する接続約款の変更案に対する意見募集」の結果を発表した。意見募集に応募した事業者らの一部は、2011年2月22日に情報通信行政・郵政行政審議会 電気通信事業部会 接続委員会が実施する事業…
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NTT東西が光回線接続料の値下げ申請、借りる側から見た課題
NTT東西地域会社は2011年1月21日、2011~13年度の加入者光ファイバ接続料金について、接続約款の変更を認可申請した。NTT東西のいずれも徐々に接続料を低廉化し、現行料金に対して3年間で約30%値下げする。
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ホワイトスペース特区先行モデル「湘南ベルマーレの取り組み」
2010年7月に決まったホワイトスペース特区先行モデルのうち注目すべきプロジェクトの一つが、湘南ベルマーレの提案による「ワンセグによるスポーツ映像などの配信」であろう。湘南ベルマーレは日立ソリューションズと共同で、平塚競技場におけるエリア限定のワンセグ配信(エリアワンセグ)実験を2010年9月18…
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フューチャースクールで公開授業実施、見えてきた使い方と課題
総務省の「フューチャースクール推進事業」の実証実験を東日本地域で請け負うNTTコミュニケーションズは2010年12月17日、東京都葛飾区の本田小学校で公開授業を実施した。公開授業には、実証実験で使われている教育市場向けタブレットPC「CM1」を東芝と共同で商品化した米IntelのJohn E. D…
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総務省の研究会、白物家電と光回線のセット販売を問題視
総務省の利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会は2010年12月22日、「電気通信サービス利用者ワーキンググループ(WG)」の第4回会合を開催した。今回はブロードバンドサービス契約者獲得における「電話勧誘」および他のサービスや製品との「セット販売」について、TCA(電気通信事…
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「生放送は原則禁止」「CM放送もできない」…、エリアワンセグ実験の課題
TBSテレビは、2010年12月2日の情報通信審議会の作業班(情報通信技術分科会 放送システム委員会 ホワイトスペース活用放送型システム作業班)で、7月から8月にかけて実施したエリアワンセグ実験について報告した。
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TBS HDがOTTAVAのアプリ画面に企業情報掲載、1年間で50社の利用目指す
東京放送ホールディングス(TBS HD)は、インターネットラジオ「OTTAVA」のiPad向け聴取アプリケーションで、企業のIR情報(投資家向け情報)の提供を2011年1月中旬から開始する。本サービス開始から1年で50社の情報提供と、20万人の利用者獲得を目指す。
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コンテンツ事業者がプロ責法の見直し訴え、検証WGヒアリングより
総務省「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」の「プロバイダ責任制限法検証WG」は2010年11月30日、第2回の会合を開催した。日本音楽著作権協会(JASRAC)、日本レコード協会、コンピュータソフトウェア著作権協会、ユニオン・デ・ファブリカンの4団体が意見を述べた。
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NTT西日本顧客情報不正利用、接続事業者が総務省に追加の行政指導を要望
NTT西日本の回線に接続してADSLなどのサービスを提供している接続事業者ら15社は2010年11月16日、総務省に「公正な競争環境の実現に向けた対応に関する要望書」を提出した。
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「iPhoneのフィルタリングは十分か」、青少年WGで議論
総務省 利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会は2010年11月8日、「青少年インターネットワーキンググループ(WG)」の第3回会合を開催した。
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IPTVの存在感がジワリ、多チャンネル放送研究所が第2回発表会
衛星放送協会の付属機関であるシンクタンク「多チャンネル放送研究所」は2010年10月25日、第2回発表会を開催した。「実際にIPTVは伸びるという期待感が現実的になってきた」など報告された。
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「小さいうちにPC慣れを」、葛飾区のフューチャースクールで実証実験始まる
総務省が実施している「東日本地域におけるICTを利活用した協働教育の推進に関する調査研究に係る請負」(「フューチャースクール推進事業」の実証研究)の実証校の一つである葛飾区立本田小学校で、タブレットパソコンなどを使った授業が始まった。2010年10月13日に報道機関にモデル授業が公開された。
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NTTドコモがカーナビ分野に進出、独自ノウハウ持つメーカーと協業
NTTドコモは、カーナビなどに向けた情報提供サービス「ドコモ ドライブネット」を2010年10月末をメドに開始する。サービスの開始に合わせて三洋電機は、NTTドコモの通信モジュールを内蔵したカーナビ「ゴリラプラス」をNTTドコモと共同開発し、製品化する。
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「モバゲー監視の状況はいかに」、総務省 青少年WGでDeNAが説明
総務省 利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会は2010年9月21日、「青少年インターネットワーキンググループ(WG)」の第1回会合を開催した。ディー・エヌ・エー(DeNA)は、2000万人を超える会員を持つ自社サイト「モバゲータウン」におけるサイト監視の内容を詳細に説明した…
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ICタグやおサイフケータイ関連の最新動向、自動認識総合展より
「第12回 自動認識総合展」が2010年9月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催された。会場ではICタグ(RFID)やバーコードといった自動認識製品が展示されていた。また、ユーザー企業の担当者やメーカーの製品担当者がICタグや「おサイフケータイ」について語るセミナーも開催された。
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タブレットPCを全生徒に配布、フューチャースクール実証研究の目指すもの
総務省が今年度に実施する「フューチャースクール推進事業」実証研究の請負先2社と実証校10校が決定した。
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エコICTマーク、機器評価結果の遅れは開示相手の範囲の認識違いが発端
ICT分野におけるエコロジーガイドライン協議会が2010年2月に策定した「ICT分野におけるエコロジーガイドライン」は、エコICTマーク制度の創設、およびサーバーやルーターなどの機器ベンダーやデータセンター事業者による機器やデータセンターの省エネ評価結果の開示が柱となっている。