ニュース解説
目次
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NECビッグローブが3GとWiMAXの一体提供を検討、クラウド端末向け
NECビッグローブは、Android OSを搭載したクラウド端末を2010年秋に発売する。ISPが自らハードウエアと通信サービス、アプリケーションをワンストップで提供する垂直統合型のビジネスモデルで、2012年にクラウド端末事業全体で売り上げ100億円のビジネスに育てるのが目標である。
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KDDIの地域WiMAX事業者支援サービスの現状
KDDIは、地域WiMAXを使った無線通信サービス事業の支援サービスに本腰を入れている。、基地局の設置、ハンドオーバーを制御するゲートウエイ装置(ASN-GW)や認証機能などを提供するCSN装置と呼ばれる通信システムの構築・運用である。
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事業者間のIPv4アドレス譲渡解禁へ,在庫枯渇延期への効果は限定的
日本で使用するIPアドレスなどのインターネット資源を管理している日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は,2010年中にもIPv4アドレスの事業者間の譲渡を認めるルール(移転ポリシー)を施行する予定である。ただし、IPv4アドレスの枯渇を延命する効果は限定的だという。
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USENの「U-NEXT」、名称刷新の狙い
USENは2009年12月1日、同社が運営するテレビ向け動画配信サービスの名称を、「GyaO NEXT」から「U-NEXT」に変更した。ブランド名を一新した狙いと今後のU-NEXT事業への取り組みについて聞いた。
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「家電下郷」と「以旧換新」,消費刺激政策で盛り上がる中国のテレビ/家電市場
中国のテレビ市場について,中国電子視像行業協会で副会長兼秘書長を務めるWeimin Bai氏に聞いた。2009年度にはFPDの販売数が2500万台に達する見込みだという。
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「本命はエリア限定ワンセグの制度化か」
ホワイトスペースの議論が今週スタート
今週火曜日,内藤総務副大臣が直々に立ち上げる「新たな電波の活用ビジョンに関する検討チーム」において,ホワイトスペースに関する議論が本格的に始まる。
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デジタルサイネージと地域WiMAXの素敵な関係
地域の情報化とICTを考える
全国に点在する複数の有力ケーブルテレビ(CATV)事業者が,地域WiMAXの事業化を推進しており,サービスも続々と始まっている。
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東京メトロが駅ナカ・サイネージ,細かい時間の広告獲得が可能に
東京メトロ(東京地下鉄)は2009年10月1日から,東京の地下鉄丸ノ内線の主要6駅(東京駅,銀座駅,赤坂見附駅,新宿三丁目駅,新宿駅,中野坂上駅)においてデジタルサイネージ・システム「丸ノ内線ステーションビジョン」の運用を開始した。
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データ放送の強化へ取り組むTOKYO MXの戦略
東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)は,データ放送の強化に乗り出す。2009年7月放送の特別番組「首都決戦2009~東京都議会議員選挙開票速報」で行った「番組一体型データ放送」を,2010年度から本格的に展開する。
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SNSでの犯罪防止策,フィルタリングの有用性に疑問の声も
青少年のコミュニティ・サイトにおける犯罪被害防止策を話し合う安心ネットづくり促進協議会 調査企画委員会は2009年10月7日,「コミュニティサイト検証作業部会」骨子案を示した。このあと予定通り10月28日に報告書をまとめ,公表した。
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凸版印刷がデジタルサイネージの媒体事業に進出,電子チラシ・サイトとも連動
凸版印刷はスーパーの店舗にデジタルサイネージ端末を設置し,広告ビジネスを含めた形でその運用に乗り出した。商品情報や広告といったコンテンツを表示するディスプレイに加え,サンプル商品を配布する機能,デジタルサイネージを見た人数を測定する機能などを備える。
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ISP各社とCATV事業者などがIPv6対応状況を報告
総務省が開催する研究会のWGにいおて,ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)やケーブルテレビ(CATV)事業者などが,IPv6対応への取り組みを説明した。IPv6対応に積極的なNECビッグローブは・・・。
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CATVや既存テレビ,アナログ放送跡地利用で避けて通れない干渉対応
地上アナログ放送の終了によって空く帯域を利用して,各種の新たな通信・放送の無線システムの実用化が計画されている。2011年7月24日に空くVHF帯では,携帯端末向けマルチメディア放送や,いわゆる安心・安全に向けた自営通信の実用化が予定されている。ただし先行システムとの干渉問題対策の検討が避けて通れ…
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ソニーのデジタルシネマ支援事業,FeliCaやサイネージとの連動も視野に
ソニーは,関連会社のソニープロテクノサポートにデジタルシネマ事業推進部を新設し,国内映画館のデジタル化を支援するためのソリューション・サービスを展開する。デジタル化によって配給側で削減される費用を映画館の設備導入に活用するスキーム「バーチャル・プリント・フィー」(VPF)を国内で初めて導入する。
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アクトビラなどのIPv6対応の難しさを報告,総務省研究会から
総務省の研究会で,ネット対応のデジタル・テレビを開発・販売を積極的に展開するパナソニックは,IPv4アドレス枯渇に対する考え方やIPv6への取り組みを報告した。
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いよいよ携帯向け放送の参入希望調査,参入体制への大枠作りに待ったなし
地上アナログ放送の跡地を利用した携帯端末向けマルチメディア放送の実用化に向けて,総務省は「制度整備に関する基本的方針」を確定するとともに,「参入希望調査」の概要を発表した。これを受けて,参入を計画する事業者の動きに加速がかかり始めた。まず口火を切ったのが,VHF帯のローバンド(第1~第3チャンネル…
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電通がヤッパと電子「雑誌」ビジネス書籍ではなく雑誌にこだわる理由
電通はヤッパと提携し,電子雑誌事業「MAGASTORE」を今夏より開始する。スマートフォンや携帯電話機,パソコン,ゲーム機など様々な端末で利用できる電子雑誌事業を展開する計画である。アップルのiPhone向けのサービスから開始し,2009年内に主要携帯電話キャリアとパソコンにも対応する。
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携帯電話の違法音楽配信対策,実環境への適用にいくつかの壁
違法音楽配信の撲滅に向けた根本的な解決策の検証を進めるために,音楽の権利者団体や携帯電話事業者は携帯電話機向けの実証実験に取り組む作業が進んでいる。業界関係者によると,2009年内に日本レコード協会や携帯電話事業者,総務省など関係者が内容を協議し2010年度にも実験を開始するという。
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UHF帯RFIDが大きな転機に,周波数拡大も視野に
UHF帯を利用したRFIDシステムに大きな転機が訪れそうだ。キッカケは,2009年7月7日に作業班が発足して実質的な審議がスタートした小電力無線システム委員会における「950MHz帯中出力型パッシブタグシステムの技術的条件の検討」において,中出力という新しい枠組みの技術基準が検討される。また,業界…
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バンダイチャンネルがPC向け動画配信をFlash使い世界展開
現地ニーズに正規コンテンツ流通で対応
アニメーション作品を中心とした動画配信事業を手がけるバンダイチャンネルは,2010年初頭をめどに,米国,欧州,アジア地域でパソコン向けの動画配信サービスを開始する。各地域向けの配信コンテンツを一元管理できるシステムを整え,2009年10月にまず国内で新システムによる配信事業を開始し,2010年初頭…