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IT pro セキュリティランキング
(2007年1月1日~4月22日)
1位 任天堂「Wii」を分解した!
2位 YouTubeより高画質,販売もできる動画サービス「Stage6」が話題
3位 【特別インタビュー】「失ったものを取り戻したい」---任天堂岩田社長が「Wii」に込めた想い
4位 中国で圧倒的人気の「SONY」,ニセモノで分かるブランド力
5位 話題の仮想世界「Second Life」に突入取材,そこには「小京都」もあった
6位 プリンタの新技術「Memjet」を発表,「インクジェット並みの画質とコストで速度はレーザー並み」
7位 ITと携帯電話で成功した韓国,失敗した日本
8位 日本のネット業界とWeb 2.0が下り坂って本当?
9位 「Second Life」の記事が急増中,ちょっと違和感あり
10位 英語を超えた日本語ブログの投稿数,その理由は?

 ITトレンドのキーワードは,「Wii」「Second Life」そして「アジア」。4月までのITトレンド・アクセスランキングでは,こうした傾向が浮き彫りになった。

 まず,2006年12月に発売されて以来,爆発的な人気を博している任天堂の「Wii」に関しては,1位『「任天堂「Wii」を分解した!』と,3位『【特別インタビュー】「失ったものを取り戻したい」---任天堂岩田社長が「Wii」に込めた想い』の二つの記事がランクインした。

 なかなか手に入らない“虎の子”のWiiを分解するといったことは通常はできないため,「中を見てみたい」という素朴な欲求に対する答えとして『任天堂「Wii」を分解した!』は人気を集めたようだ。同記事の中で,筆者が個人的に面白いと感じたのは『Part6 「センサーバー」にはセンサがなかった』の部分。てっきりセンサーが入っているものとばかり思っていた筆者には,驚きの事実だった。

 任天堂の岩田社長のインタビューも非常に興味深い。新しいユーザー・インタフェースに対する強い思いなど,インタビューでは,Wiiを開発するにあたっての様々な秘話が明らかになっている。さらに岩田社長が,「(Wii本体に搭載されている通信機能を使えば)夜中のうちに任天堂が各家庭のWiiに向かって『今月のニンテンドーDSの試遊ソフト』をプッシュ型で送りつけたりできる」と発言するなど,今後のWiiの発展性を示唆するコメントも語られており,見逃せない。

 以前からWebサイトに「間もなく公開!」という文字が躍っているものの,なかなか日本語版サービスが始まらない仮想世界「Second Life」。それでも英語版サービスに加入する日本人も急速に増えているようで,その体験を語った記事の人気は高い。『話題の仮想世界「Second Life」に突入取材,そこには「小京都」もあった』が5位にランクインした。

 一方で,「筆者はいまひとつSecond Lifeに“乗れない”」とブームに逆行するかのような文章も見える『「Second Life」の記事が急増中,ちょっと違和感あり』も9位にランクインしている。この記事は「記者のつぶやき・アクセスランキング」でも7位に入った。この少し“異常”とも言えるSecond Life人気を,不思議だと感じている読者も少なくないことがうかがえる。

 ただし同記事は,Second Lifeのような3次元コンピュータ・グラフィックスによる仮想世界を否定しているわけではない。こうしたムーブメントを単なるブームとして終わらせないためには,「操作性の向上」と「相互接続性を重視したオープンな環境」が必要だとしているのだ。そしてそれを裏付けるように,米Linden Lab創業者兼CEOのPhilip Rosedale氏は最近,「Gartner Symposium/ITxpo 2007」の基調講演で「Second LifeはWebになる」と発言している(関連記事)。

 さて,最後のキーワードである「アジア」に関しては,『中国で圧倒的人気の「SONY」,ニセモノで分かるブランド力』と,「ITと携帯電話で成功した韓国,失敗した日本」の二つの記事が,それぞれ4位と7位にランクインした。

 ITトレンドでは,特に最近,中国関連記事の人気が高い。近いようで遠い国とも言える中国のIT事情をうかがい知ることが,なかなか難しいからなのだろうか。「ITpro Watcher・ITエンジニアの中国ウォッチ」の連載を2007年3月からスタートさせたところ,いきなり多くのアクセスが集まった。第5回目『中国で圧倒的人気の「SONY」,ニセモノで分かるブランド力』の公開は4月6日。わずか1カ月足らずで4位に付けていることを考えると,まぎれもなく現在のトップ人気連載である。今回のランキング10には入っていないものの,4月20日公開の『反日感情だけじゃない!中国で浸透する日本の「萌」サブカルチャー』も12位に付けている。

 「ITpro Watcher・ITエンジニアの中国ウォッチ」では,今後も続々と中国のIT事情をお伝えしていく予定だ。ご期待いただきたい。