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ネットワーク/システム運用管理ソフト 富士通が首位に返り咲き、NECも躍進

  総合満足度
 

 運用管理ソフトの首位は富士通だった。昨年の調査で回答が規定数に達しなかったため、一度はランキング外に消えたが、今年は規定数を大幅に上回る48件を集め返り咲いた。2位は昨年の5位から躍進したNECが獲得。逆に昨年トップだった日立製作所は、今年は4位に落ちた。昨年は初登場ながら3位のシマンテックだったが、今年は7位に沈んだ。

 富士通の返り咲きは、セキュリティ対策への関心の高まりが背景にある。運用管理ソフト「Systemwalker」の用途が、セキュリティ管理にも広がっているからだ。社員のパソコンを一元管理できる「Systemwalker Desktop シリーズ」の引き合いが高まっていた。そこへ、パートナー企業に対して知名度を高めるための手を打った。2006年からは大手パートナー企業を対象にした技術交流会を、2カ月に1回の頻度で個別に開催。その交流会の中で、セキュリティ管理のツールとしてSystemwalkerを紹介してきたことだ。そうした努力が奏効したのだろう。

 今後は、ログ収集や緊急通知など主に監視機能を追加し、ネットワークからシステム、セキュリティまでをSystemwalkerだけで統合管理できるように機能強化を図る。一方でパッケージ製品も用意し、パートナー企業が手離れよく売り切れるようにする。

 NECの評価を項目別で見ると「担当窓口」など人的支援の面での評価が高かった。とは言え、運用管理ソフトに特化した体制を敷いてきたわけではない。これまでは、パートナー企業ごとに専任の営業担当が対応窓口となり、60人の技術者が後方支援する体制だった。

 NECが拡販に乗り出したのは2006年11月。運用管理ソフトに特化したパートナー制度「WebSAM WORKS」を整え、従来の組み込み用途向け以外にも、パッケージ販売、SI販売のパートナー企業への支援を強化する。技術者も5倍に増やす計画だ。

 大きくランキングを下げたシマンテックだが、「価格」と「マーケティング」は1位だった。マーケティング部門は人員を倍増。さらにウイルス/スパム対策ソフトと連携したソリューションなどを提案してきた活動が評価された。

 評価結果は低調だが、支援体制の拡充も進めてきた。例えば、これまでは集合研修が中心だったトレーニングを、Webで配信する仕組みにした。新たに九州にも営業所を開設。既存の営業所は増員した。さらに大口案件を獲得したパートナーの報奨金制度も整えた。

評価項目別の満足度

取引メーカーに対するロイヤルティ