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九、効果的 社員教育 ITで

 社員教育は企業規模の大小にかかわらず、大きな課題です。「御社の社員教育は効果をあげているか」と聞かれて、自信をもって答えられる企業がどれだけあるでしょうか。
 社員教育は、「新人の時だけ実施し、後はほとんど無い」というのでは、会社が重要視している業務知識や製品知識を社員に徹底できない可能性が高まります。
 その気になれば、こうした知識は日常の会議やミーティングの場面で、社員が互いに学ぶことができます。ただ、法律関係の知識や高度な技術知識は、専門家から学ばないと、誤った知識を共有してしまいますから要注意です。
 ある外資系の医薬品メーカーは、就職内定者に「ITで」入社前の教育をしています。また、世界的なソフトウェアの会社は、内部統制に関する社員教育にIT を使い、必ず修了テストを実施しているそうです。どの社員が、どの知識をどの程度理解したかという学習の進捗まで、本部は把握しているというのですから、徹底しています。残念なことに、このソフトウェア会社も外資系です。
 社員を大事にするのが、日本経営であるとすれば、OJT主体の「社員教育」だけでなく、「ITで」「効果的」かつ効率的に行うスタイルを、もっと取り入れてもよいのではないでしょうか。


(文・森岡 謙仁=経営・情報システムアドバイザー、
アーステミア有限会社代表取締役社長)