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五、ITに 答え問われて 立ち往生

 基幹業務にとどまらず、様々な仕事にコンピュータを活用する時代になり、利用者が入力するデータは相当な量になっています。別の会社に就職した大学時代の友人から聞いた話です。彼の会社においては、営業システムで返品処理をする際に、返品理由を入力することが義務付けられているそうです。例のコンプライアンス対応だそうです。ところが、ここで利用者は「立ち往生」してしまう。その友人は、「立ち往生するということは、正当な理由を考えている証拠だよ」と笑っていましたが、何か、怖い気がします。
 当社でも、コンプライアンスを遵守するための機能をシステムに追加することが、将来的に起こり得ます。すると「ITに 答え問われて」どぎまぎする利用者が現れるかも知れません。そういえば一部のアプリケーションには、取引形態を利用者に選択してもらう機能がありました。この操作が分からず、「立ち往生」する中途採用者や新人が続出した時期が過去にあったことを思い出しました。


(「経営とIT」川柳研究会 編)