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 音楽ソフト卸大手の星光堂は2005年8月,1980年稼働のホスト・システムの再構築をほぼ完了した。約4000店舗の販売取引先のPOSシステムなどと連動して,受注・在庫引当・発注・在庫管理を受け持つ基幹システムだ。「音楽ソフトはレコードからCD・DVDへと変わり,販売チャネルはレコード店からレンタル・ビデオ店やスーパーマーケットなどにも広がった。何度か大幅に修正を加えてきたが,ここにきて抜本的に見直すことにした」(取締役 執行役員 落合洋一氏)。

 基幹システムの再構築に当たり,星光堂,ならびに旧システムから開発・保守を請け負うプラネットは三つの工夫を凝らして乗り切った。

  • バッチ処理はやはりCOBOL <上>
  • SQLチューニングでは限界 <下>