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 正解は1です。

 今回の問題は,人的資源マネジメントの知識エリアよりコンフリクト・マネジメントに関する問題です。

 一般に,対立の解消を行うには,下記のような方法があります。

1) 強制 (Forcing):
PMなど権限を持った人が一方の考えに決定します。時間に余裕が無い場合などは,良い解決策になることもありますが,チーム内にしこりを残す可能性もあります。

2) 鎮静 (Smoothing):
意見が異なる部分には目をつぶり,双方が合意している内容を強調することで,一時的に対立を解消する方法です。意見の相違は解消されないため,根本的な解決にはなりません。

3) 撤退(Withdrawal):
当事者の一方が主張を取り下げて,もしくは議論を先延ばしにすることで,一時的に対立が解消するものです。表面的には対立は解消しますが,対立は再燃する可能性があります。

4) 妥協(Compromising):
当事者双方が譲歩して解決策を決定します。両者が合意のもとで決定した解決策ですが,完全な満足が得られるわけではありません。

5) 対峙,問題解決(Confronting):
当事者同士が,客観的な調査結果に基づいて徹底的に議論し,最終的に1つの解決策を見出す方法です。この方法は当事者が納得の上で解決策が決まるので最も良い方法とされています。

 問題の選択肢を見てみると,選択肢1が対峙による解決を表していますので,最適な解決策と言えます。基本的に対立は当事者同士での解決が望まれますが,チーム内が険悪になるなど士気に影響を与える場合は積極的に関与しなければなりません。従って,選択肢2は適切とは言えません。選択肢3は撤退,選択肢4は強制による解決を表しており,対峙よりも最適な解決策とは言えません。