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写真1 軽量なLinuxディストリビューションの「SLAX」。Slackwareをベースにして開発されたライブCD版Linuxである。モジュールにより好きなアプリケーションを搭載できる。
写真1 軽量なLinuxディストリビューションの「SLAX」。Slackwareをベースにして開発されたライブCD版Linuxである。モジュールにより好きなアプリケーションを搭載できる。
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写真2 SLAXの起動画面。起動画面が表示されたら「Enter」キーを押すと起動が開始される。
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写真3 SLAXのログイン画面。ログインがユーザー名に「root」,パスワードに「toor」と入力する。グラフィカル環境を利用する場合は「startx」や「flux」と入力する。
写真3 SLAXのログイン画面。ログインがユーザー名に「root」,パスワードに「toor」と入力する。グラフィカル環境を利用する場合は「startx」や「flux」と入力する。
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 日経Linux2007年9月号の付録DVDには,7種類もの「ライブCD版Linux」(1CD Linuxともいいます)を収録しています。収録したライブCDの中からいくつかをピックアップして,その特徴と簡単な使い方を紹介します。

 SLAXは,LinuxディストリビューションのSlackwareをベースにして作成されたライブCD版Linuxです。容量は200Mバイト程度と小さいですが,「KDE」や「Fluxbox」といったデスクトップ環境やウインドウ・マネージャが利用可能です(写真1)。Webブラウザ兼ファイル・マネージャの「Konqueror」やメール・クライアントの「KMail」などといった基本的なデスクトップ・アプリケーションに加え,マルチメディア・プレーヤの「KPlayer」,CD/DVDライターの「K3b」などといったアプリケーションが標準で搭載されています。

 SLAXでは,拡張用のアプリケーションを用いてCDを作成し直すことで,アプリケーションを追加できます。そのために,オフィス・ソフトの「OpenOfice.org」やフォトレタッチ・ソフトの「The GIMP」,Webブラウザ・ソフトの「Firefox」といった2000以上の拡張用アプリケーションが用意されています。モジュールはSLAXのWebページから入手できます。

 アプリケーションを追加するには,元々のSLAXのイメージ・ファイルを展開したファイル・システム内の/modulesディレクトリに,加えたいアプリケーションのファイルを配置します。それから,イメージ・ファイルを作成し,CDに起動可能なように書き込みます。

 SLAXでは,日本語化がなされた「SLAX-ja」という派生バージョンが開発されていますので,通常はこちらを使います。SLAX-jaでは,日本語での表示や入力が可能です。SLAX-jaは,日経Linux9月号の付録DVD,あるいはここから入手できます。入手したISOイメージ形式のファイルを,起動可能な状態でCD-Rに書き込みます(ISOの書き込み方法については日経Linux 9月号の補足情報を参照)。作成したCDを光学ドライブにセットしてそこからパソコンを起動すれば,SLAXのブート画面が表示されます(写真2)。ここで,[Enter]キーを押すと,起動が始まります。この際,パソコンのハードウエアの自動認識/設定が行われます。

 ログイン画面が表示されたらログイン名に「root」,パスワードに「toor」と入力すればログインができます(写真3)。その後,「startx」と入力すればKDEが,「flux」と入力すればFluxboxが起動し,グラフィカルなデスクトップ上で操作できます。