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●名称:Oracle Enterprise Linux 4
●提供元:米Oracle社
●URL:http://www.oracle.co.jp/
●対応機種:PC AT互換機など

Linuxディストリビューション一覧は,こちらから

 「Oracle Enterprise Linux」は,米Oracle社が提供する,比較的新しいLinuxディストリビューションです。Oracleが,Linuxを対象にしたサポート・プログラム「Oracle Unbreakable Linux」を提供するのに伴い,新たに用意したLinuxディストリビューションです。

 Oracle Enerprise Linuxは,米Red Hat社が提供するLinuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux」(以下,RHEL)互換です。RHELのソース・コードを基にして開発されています。

 RHEL互換のLinuxディストリビューションというと,CentOSが有名です。Oracle Enerprise Linuxは,有償のサポート・サービスが充実しているという点で,より企業向けといえます。ただし,CentOSのように,無料でパッケージのアップデート・サービスを利用することはできません。

 Oracle Enterprise Linuxの場合は,「Enterprise Linux Network Support」という有償のサポート・プログラムなどを利用することにより,「Unbreakable Linux Network」というアップデート・サービスを利用可能です(Oracle Unbreakable Linuxについては関連記事「日本オラクルがLinuxサポートを開始,自社ディストリビューションも用意」を参照)。

 ここでは,RHEL4互換のOracle Enterprise Linux 4のインストール手順を紹介します。CentOS 4のインストール手順と非常によく似ています。


インストールの前に

 インストール時にトラブルを避けるには,事前の準備が欠かせません。インストール作業に取り掛かる前に以下の事柄を確認してください。Linuxのインストールに不慣れな場合は,データを消去してもよいパソコンを使って,インストール作業を実施してください。

 (1)インストール作業の前に,DVD-ROMから起動するようパソコンのBIOSを設定します。設定方法はパソコンに付属しているマニュアルなどに記載されています。また,Oracle Enterprise Linuxでは起動フロッピのイメージは同こんされていません。USBメモリーなど起動可能な比較的大きな容量のデバイスを使える場合は,CD-ROM/DVD-ROM内の「\images\diskboot.img」イメージを書き込むことで起動が可能です。

 (2)使用するパソコンのハードウエア構成によっては,Linuxをインストールしただけではすべての機能を利用できない場合があります。例えば,無線LANアダブタなどは利用できないことがあります。ハードウエア・ベンダーなどからLinux用のデバイス・ドライバが提供されていれば,それを入手して組み込むことで使える場合があります。

 (3)Oracle Enterprise Linuxには多数のパッケージが用意されています。手順10ですべてのパッケージ・グループにチェックすると3Gバイト程度の空き容量が必要になります。ちなみに,インストール後であっても,パッケージマネージャを用いた追加インストールが可能です。

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