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 Windows Server 2008(以前はLonghornというコードネームだった) で期待すべき重要な機能の一つに,Server Coreと呼ばれる新しいバージョンのWindowsがある。Server Coreは,Linuxのようなヘッドレス(ディスプレイ無しの)運用を求めるカスタマーの声に応えて開発された。

 Server Coreとは何なのか,そしてServer Coreにはどのような機能があるのか,不思議に思っている人もいるかもしれない。そこで,Server Coreに関して最もよくある質問のいくつかについて,以下に回答を紹介する。

10. Server Coreとは何なのか?

 Server Coreは,必要最低限の部分のみを残したバージョンのWindows Server 2008で,基本的なネットワーク・インフラ機能を提供する。ただし,WindowsシェルやMicrosoft Internet Explorer,Microsoft Outlook Express,.NET CLRといった本質的でないグラフィカルな機能はすべて排除されている。

9. Server Coreは,Windows Server 2008と同じようにライセンスされるのか?

 その通り。Server Coreの機能セットはフル・バージョンのWindows Server 2008のものよりも小さいが,MicrosoftはServer Coreをインストール・オプションとして提供する。したがって,Server Coreの「Standard」「Enterprise」「Datacenter」のエディションは,Windows Server 2008の対応するそれぞれのバージョンと同様にライセンスされる。

8. Server Coreはどのようにインストールするのか?

 Windows Server 2008のインストール・プロセスの途中で,フル・バージョンのWindows Server 2008とServer Coreのどちらをインストールするのか決めるよう求められる。例えば,Windows Server 2008 Enterprise Editionをインストールしている場合は,「Windows Server 2008 SERVERENTERPRISECORE」を選択すると,Server Coreをインストールすることが可能だ。

7. Windows Server 2003からServer Coreにアップグレードすることはできるのか?

 できない。Server Coreのインストールは必ずクリーン・インストールでなければならないからだ。Server Coreは,全く新しいバージョンのWindows Server OSなので,既存のバージョンのWindows Serverからのアップグレード・パスは存在しない。ただし,Windows Server 2008 R2には,Server CoreからServer Core R2へのアップグレード・パスが含まれるはずである。

6. Server Coreはどのように管理するのか?

 インストールしたServer Coreを管理する際に用いる主要なツールは,コマンド・ラインである。Server Coreは,ブルーのバックグラウンドとコマンド・ウィンドウのみがある無駄を一切省いたシェルを使用する。Server Coreをローカルで管理するには,Windowsのシェル・コマンドに精通している必要がある,ということは覚えておこう。グラフィカルなツールを使いたい場合は,別のWindows ServerシステムからリモートでMicrosoft Management Consoleを管理することができる。