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写真●イーモバイルの矢萩茂樹氏
写真●イーモバイルの矢萩茂樹氏

 イー・モバイルの矢萩茂樹技術本部設備基盤部担当部長 兼 基盤2グループ長が推奨するのは,システム監視ツール「Hobbit」である。同社とイー・アクセスのイントラネットならびに商用ネットワークの一部の監視に,実際に使っている。「同様のツールはほかにも数多くあるが,Hobbitは設定や操作が比較的簡単で覚えやすい。メンテナンス性にも優れている」(矢萩部長)という。Hobbitは開発者がbig brotherに感銘を受けて作成したWebベースの監視ツールである。ユーザー・インタフェースや使い勝手はbig brotherとほぼ同じ。その上,「big brotherより安定して高速に動く。機能も大幅に強化された」(矢萩部長)。具体的には,(1)History,(2)Availability Report,(3)larrd連携,(4)MRTG連携,(5)メンテナンス設定などである(図1)。


図1●Hobbitの特徴的な機能
図1●Hobbitの特徴的な機能
イー・モバイルの矢萩茂樹氏はbig brotherに比べた機能強化点として,過去の障害履歴を分析する「History機能」,稼働率を表示する「Availability Report機能」,リソース使用率などをグラフ表示できる「larrd連携機能」などを挙げる。 [画像のクリックで拡大表示]

 (1)は監視結果を過去にさかのぼって分析できる機能,(2)はユーザーが指定した期間におけるサーバーやサービスの稼働率を数値で表示する機能,(3)はCPUやメモリー,ディスクの使用率の変化をグラフ表示する機能,(4)はトラフィックの変化をグラフ表示する機能,(5)はメンテナンス予定のサーバーを監視対象から一時的に外す機能である。これらの機能の追加により,例えばサーバーのメンテナンス時にいちいち設定ファイルを書き換える必要がなくなるなど,便利になった。

 Hobbit用のユーティリティ・ソフトにも矢萩部長のオススメがある。「BBtray」だ。Windowsのタスクトレイに常駐してバックグラウンドでHobbitの監視サーバーに定期的にアクセスし,障害が発生すると警告をポップアップ表示する。この警告画面をクリックすればHobbitの監視画面を見ることができる(図2)。「障害の通知には警告メールを使うのが一般的だが,他のメールに埋もれてしまう可能性がある。これに対して警告ポップアップはウインドウの最前面に表示されるので,パソコンの前にいれば見逃すことはない。この機能があるおかげで,普段は監視作業から離れて他の仕事に専念できる」(矢萩部長)という。

図2●BBtrayを利用した監視フロー
図2●BBtrayを利用した監視フロー
BBtrayがHobbitの監視画面に定期的にアクセスし,障害時は管理者のパソコンに警告をポップアップ表示する。 [画像のクリックで拡大表示]

URL:http://hobbitmon.sourceforge.net/
ライセンス:GNU General Public License(GPL)
動作OS:UNIX