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電子メディアを通じてメーカーが主体的に情報発信する機会は増えている。その具体的な取り組み事例を通じてメディアデザイン手法を知る。

 ここ数年でコンテンツの流通手段は紙から電子へと急速な広がりを見せている。昨年、総務省が発表した「ユビキタスネット社会」の実現を目標に据えた「u-Japan推進計画2006」によると、2005年末時点ですでに世帯におけるインターネットの利用率は87.0%に上っており、またブロードバンドサービスに加入している世帯数は利用者全体の94%にも及んでいる。政府は2010年までに超高速ブロードバンドの世帯カバー率を90%に引き上げる政策を進めており、今後ますますデジタルコンテンツは普及を続ける見通しだ。

 このような条件から、製品仕様紹介カタログや製品の取扱説明書という日々の生活を支える重要なコンテンツにも、現在の紙中心の配信手法から電子的な手段を通じた配信へと間口を広げていく必要性が出てきている。また、各種電子機器のライフサイクルが従来より短くなってきたことを考えれば、編集、配信工程のより短い「電子版製品仕様紹介カタログ」「電子版製品マニュアル」の普及は急務だ。しかも、コンテンツの大衆化に伴い取扱説明書までがブランディング要素の1つとみなされる今、デザインの質を保持するノウハウも必要だ。本連載では、既に電子的な手段で情報配信を試みている各社の事例をレポートしつつ、デジタルに特化した制作技術やデザイン手法について解説する。

コンテンツの目的に沿った「配色」-- 事例:オリンパス 

制作技術を読み解く -- デジタルコンテンツ「配色」の基礎知識 

レイアウトで差が付く分かりやすさ -- 事例:HANSEM EZUserGuides  

制作技術を読み解く -- ウェブページ「レイアウト」の基礎知識  

電子マニュアルに求められるライティングスキル -- 事例:ソニー 

制作技術を読み解く -- デジタルコンテンツ「ライティング」の基礎知識